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＿＿あれから2年が経ちましたが、そこそこ充実した生活を送っています、とテンプレな台詞を吐きつつ、過去を振り返る。
爆豪にしょっちゅう話しかけられるわ、緑谷にはちらちら見られるわ、学校では不思議なことがいっぱいあった(白目)
それと、あれから焦凍とはよく一緒に修行している。毎回轟家でやっているのが申し訳ないがな。…エンデヴァーは怖いが、まあ少しは慣れた。
そして愛すべき従姉妹たちは相も変わらず天使である。毎日俺を殺しに来てるレベルでかわゆい。やはりロリは木の葉にて最強(自論)
従姉妹たちのことを考え、ニヤニヤとしそうになるのを堪えながら、学校から帰宅した。
いつもなら誰か彼か出迎えてくれるのだが、今日は誰も来ない。というか、人の気配を感じない。
(どういうこった?)
白眼で見てみると、分家の屋敷には誰一人居らず、みんな宗家の屋敷に集まっているようだった。
何かあったのでは、という嫌な予感がする。まさかと思い、宗家の屋敷へと走った。
*
「ネジ…！」
「母様、どうなさったのですか」
俺が来たことに驚く母様。その瞳には大粒の涙が溜まっていた。嫌な予感が的中したのだ。
「落ち着いて聞いてください…父様が、敵(ヴィラン)に＿＿」
＿＿そこからはよく覚えていない。
しかし父様が、誘拐されそうになったヒナタを庇って殺された、ということはわかった。
「ネジ様！！」
「っ、すまない…」
使用人に支えられ、ようやく自分が倒れそうになっていたことに気がついた。
「…なぜ、父様が」
やるせない気持ちでいっぱいになった。一人にしてほしい、と告げ、心配する母様や使用人たちのもとを去った。
*
「……父様は死ぬ運命だったとでもいうのか」
自室のベッドに仰向けに寝転び、天井を見詰めながら、ぼんやりする頭で考えた。
原作であれば、日向ヒザシが亡くなるのはネジが4歳の時だ。雲隠れがヒナタを拐おうとし、それをヒアシ様が攻撃したことが事の発端だったはず。そして雲隠れは自分たちの行動を棚に上げ、平和条約を盾にヒアシ様の遺体を要求し、その影武者になるべくヒザシは殺される、というシナリオだ。
ふと俺は考えたのだ。原作とは違えど、ヒザシは＿＿父様は死ぬ運命だったのだろうか、と。
それとも、分家としての役目を果たしたまで、とでもいうのだろうか、と。
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重雲ガチ勢 - NARUTO大好きなのでありがたいです。応援してます。お体にきおつけつつ頑張ってください。長文失礼しました (2022年8月4日 9時) (
レス) @page15 id: 08d29828be (このIDを非表示/違反報告)
鹿 - いきなりすみません。凄く面白かったです！これからも更新頑張って下さい！ (2020年5月18日 0時) (レス) id: b3bd35e2a0 (このIDを非表示/違反報告)
海道蓮(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます！一年以上も放置してすみませんでした！！これからまた少しずつ更新を再開していきたいと思います。これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2020年3月10日 23時) (レス) id: 3f508cdd1a (このIDを非表示/違反報告)
名無し - ここ最近で一番楽しみな作品です！更新待ってます！ (2019年4月11日 3時) (レス) id: 3a7efa2132 (このIDを非表示/違反報告)
海道蓮(プロフ) - AYAAYAさん» コメントありがとうございます！時間を見つけて更新しますので、これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2019年2月6日 22時) (レス) id: 3f508cdd1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海道蓮 | 作成日時：2018年11月21日 23時
