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「 お姉ちゃん嘘つかないでよ！今まで散々私に個性使ってきた癖に！！ 」
『 私がとてつもなく優しい"お姉ちゃん"で良かったね？ 』
「 優しくなんてない！！！いつも人気の無い場所に誘って私に向かって個性を放つじゃん！！もう、疲れたよ。痛いのやだもん… 」
「 白愛君… 」
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迫真の演技を繰り広げる妹に言葉を投げかけるも、何の意図も分からないのか純粋に言葉を返していて滑稽に思えてくる。
此処は相澤先生に頼んで貸してもらった練習場。
前の身体の持ち主は"ヒーローになりたい"らしい。こんな仕打ちを受けてまで熱心に取り組んでた姿は、先生にはわかって貰えているのだろうか。
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『 こんな生産性の無い話してても無駄でしか無いよ。私に構うぐらいなら勉強でもしたらどう？ 』
「 白愛に個性使った癖に堂々としていられるとかヒーロー向いてねーよ。 」
『 ヒーローになるけどね。生憎様。 』
「 上鳴、取り敢えず白愛を保健室まで連れていこーぜ。飯田は他の奴にもこの事広めてくれ。 」
「 あ、ああ… 」
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＿＿＿「 …ったく、いつも静かだった奴の本性がこれとはな。 」
＿＿＿「 それな。女って怖えー 」
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白愛を連れて上鳴電気と切島鋭児郎はその場を立ち去ってしまった。私が練習で使っていた練習場には飯田天哉と言われた少年と遠くで見守ってるのが数人見ることが出来た。
飯田天哉は私を一瞬見れば、何か名残惜しそうに此方に視線をよせるも数人がいる方向へと向かって走って行った。
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『 本性、ねぇ…？ 』
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この前の身体の持ち主がどうやって私を呼び出したのかは想像つくが、何故私がこの身体にへと入れ替わったのかなんて分かりもしなかった。
何の変哲もない練習場の真ん中にポツリと立っていながらも、流石に時間も時間だからという理由で私も寮へと歩いて帰った。
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ゆずな - あれ？現在進行形で神だったりします？ (12月26日 21時) (
レス) @page7 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 続きが見た過ぎてやんなっちゃう！！！ (5月20日 22時) (レス) @page7 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 続き楽しみです (2022年3月18日 20時) (レス) @page7 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品夢主が妹思いで好きです。更新頑張ってください。 (2021年10月9日 17時) (レス) @page7 id: 98e3c3525f (このIDを非表示/違反報告)
奏@ヒロアカ大好き - 失礼します！この作品好きです！更新頑張ってください！ (2021年10月1日 21時) (レス) @page2 id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：IF | 作成日時：2021年9月30日 21時
