001. ページ2
.
＿＿＿＿がやがや、と"先程居た世界が一瞬にして変わったかのように"私の耳には沢山の人の声が聞こえる。
瞑っていた目を少しずつ開けば、私は目の前に居る
.
状況把握する為に視線で周りを見渡すと、この行為を止める者は少なからず居らず。ただ私に対して非難するだけだった。
真ん中には私の双子妹の
.
───すると突然、何かが刺激されたのかフラッシュバックかのように鮮明に、見知らぬ自分の事や今のこの状況についての記憶が蘇る。
.
.
「 おいっ！！！聞いてんのかよ！！！！！！ 」
『 っ…あ…はぃ。 』
「
.
ああ、そうだ。全部わかった。
私は前の世界で死んで、この世界のこの子の魂に入れ替わったってこと。
この子は小さい頃から両親には見放され、姉なのに妹に仕える事をして今までを生きてきた。
仕舞いには今のように"あたかも私が妹に向かって個性を放った"と言う捏造までされてしまっていた。全部に見放されかけて、精神も何もかもズタボロだっただろう、可哀想な子。
私にとっては好都合だった。
2度目はちゃんとした身体で生きる事が出来るのであれば、それは大変幸福で、とても私には嬉しい出来事であった。
.
.
「 っざけんなよ、さっきからずっとハイしか言わねぇ！！！」
『 うん。 』
「 答えろよ！！！！！！！！！！！！ 」
.
雄英高校ヒーロー科1年A組。
この身体の持ち主が"本当に願った事"を叶える為にも、精一杯生きて行くことにします。
.
『 切島君。キミ、本当にヒーローになるつもりある？ 』
「 それより白愛に向かってなんで個性を使っ＿＿ 」
『 ヒーローになる人は女性に対して胸ぐらを掴まず、何をしたのかを聴取して客観的な立場から結果を導き出す能力が無いと国民すら守れないよ？ 』
.
.
『 私は確かに"個性は使った"。でも私は何もやっていない。 』
『 "ふざけんな？"＿こっちが言いたいんだわ。 』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆずな - あれ？現在進行形で神だったりします？ (12月26日 21時) (
レス) @page7 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 続きが見た過ぎてやんなっちゃう！！！ (5月20日 22時) (レス) @page7 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 続き楽しみです (2022年3月18日 20時) (レス) @page7 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品夢主が妹思いで好きです。更新頑張ってください。 (2021年10月9日 17時) (レス) @page7 id: 98e3c3525f (このIDを非表示/違反報告)
奏@ヒロアカ大好き - 失礼します！この作品好きです！更新頑張ってください！ (2021年10月1日 21時) (レス) @page2 id: 605309b64c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：IF | 作成日時：2021年9月30日 21時
