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普通だったらここで家を飛び出したりするんだろう
でも私はこの場から逃げる事が出来なかった 。
心の奥底にもしかしたらただお客様が来ているだけかもしれないと言う気持ちがあったから
廊下に散らばっている服を持ちリビングに足を踏み入れた
「 あぁっ 、ん .. テヒョン 」
「 ソヒョン締めすぎ っ 、」
リビングと扉一枚で繋がっている寝室から聞こえる女の甲高い声と女の名前を呼ぶテヒョンの声
きっと今お取り込み中なんだろう 。
『 もう私達は終わりなんだね 、』
私がふと呟いたその言葉は2人の声に一瞬でかき消された
未だに2人の吐息混じりの声が聞こえるその部屋へと足を進める
『 テヒョンとソヒョンさんお取り込み中すみません 』
裸で抱き合い丁度キスをしている最中の2人に
とびきりの笑顔でそう言った
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作者名：かりん | 作成日時：2019年2月11日 15時
