繰り返した夏を終わらせた少年少女と小さくなった名探偵達

44話 ページ44

シンタローとエネちゃんがモニター室へマリーは屋上に他のメンバーはまだホールに集まっていた。


警官の人が犯行予告時間まで残り15分と叫ぶ。


すると、耳元でｻﾞｻﾞｯと音がしたあとエネちゃんの高い声が聞こえてきた


エネ『あーあー！！聞こえますかー！！』

キド「ああ、聞こえている。」

エネ『そうですか！！現在犯行予告時間15分前となったので妹さんのゲリラライブがいよいよ始まります！！いいですね？これからの館内の実況はこの私、スーパープリティーガールのエネちゃんと二次オタコミュ障ヒキニートアーンド童貞のご主人がお送りします！！』

シンタロー『実況っておまっ…ゲームじゃないだぞ…』



あはは…いつも通りだな…


シンタロー『取り敢えず、モモのライブが始まったらヒビヤは"凝らす"を使ってキッドを探せ。
何かあったら直ぐに無線で全員に知らせろ。俺とエネはここから指示を出す。ほか各自も何かあったら知らせろ。わかったか？』



「「了解！！！」」



私はセトとカノと一緒に石像の近くまで行く。


キド、ヒビヤ君、コノハはマリーと一緒に外に出て行った。

マリーはそのまま、屋上に向かっているらしく、マイクから警察官の声がちらほら聞こえる。



セト「マリー1人で大丈夫っすかねぇ…」

「大丈夫でしょ。」



心配な気持ちはわかるけど。

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