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43話 コナンside ページ43

どうしてこうなった……


俺は今、黄緑色のパーカーを着ている男(コノハ)に抱き抱えられながらそう思った。


後ろでは蘭や園子が抗議の声をあげている。

この人の仲間の人達も何やら驚いた顔している。


俺を抱き抱えている青年は何も言わずじーと俺を見つめる。


…もしかしたら、奴らの仲間かも知れねえとは思ってたが、俺の正体に気付いたのか…?



俺は内心、冷や汗をかきながら、されるがままになっている。


少しして、現状を把握した、紅がこちらに来て、


「ちょ、黄緑、何してるの?早く下ろして…」



と、止めに入った。


本当にイメージカラーで呼び合ってるんだな…

俺は空気を読まずそう思った


紅に言われて黄緑は、素直に俺を降ろした。


そしたら、後ろから凄い力で引っ張られた


コナン「わわ…‼」

蘭「コナン君大丈夫?」

コナン「う、うん…何もされてないよ…」



蘭は安心そうな顔をして俺を見たら怪訝な顔をして黄緑達を見る。

園子に至っては敵意丸出しだ。



「黄緑、どうしたの?」

コノハ「え、っとね…。なんていうかその子、ひ…水色に似てるなぁって思って。

でも、どちらかというと黒に似てたの。」

「…うん、それで。」


水色はあの小学生で黒は1番胡散臭い男か…

俺が黒に似てるってどういうことだ?



コノハ「えっと…なんて言えばいいのかな…
前に水色がオレンジに言ってたの。えっと……『サバを読む』?っていうんだっけ?」



俺は顔を強張らせた。

なかなか鋭いことを言っているからだ。


蘭と園子はその会話を聞いて、ああ、と笑うながら弁解をする。


蘭「コナン君って小学生なのにいろんなこと知ってるんですよ!」

園子「そうそう!ガキンチョのくせにね!」


俺は引きつった顔で「そうかなー」と言った


「そうなんですか。…先程は黄緑がすみませんでした。

…と、ほら黄緑。最終確認するからみんなのとこに行くよ。」

コノハ「…うん」


俺は紅達を見送ったあと、自身の腕時計の時間を見て顔を引き締めた









.









「犯行予告時間まで残り30分!!!!!!」









.

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ニーサン(^U^)バースト - お久しぶりです。 新しいのが更新されていたので早速読みます! (2018年10月24日 17時) (レス) id: a962224423 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56039号(プロフ) - とっても面白いです!絶対完結までもっていってくださいね!?たまに途中でやめる方がいるので…。更新楽しみにしています&応援しています(^^) (2018年9月2日 15時) (レス) id: f94faaa2fc (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - ゆさん» 読んでいただきありがとうございます! (2018年8月7日 10時) (レス) id: ff6ede466f (このIDを非表示/違反報告)
- 更新ktkrです!待ってました! (2018年8月7日 9時) (レス) id: 3b88fdd1f7 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 折り紙さん» ありがとうございます!精一杯頑張りたいと思います! (2018年7月30日 6時) (レス) id: ff6ede466f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=4deoddfce5  
作成日時:2018年1月21日 19時

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