殺し屋と解体屋の日常【Diner】

ゴーヤチャンプルー。 ページ41

澪side


私は柊の過去を知らなかった


いや、今まで興味がなかったと言った方が正解だろう


この世界では過去がくらいどころか闇ばっかりだ


幸せに生きていたら、まずこんな世界には入ってこない



キッドの話を聞いた時なんて飲んでいた酒を吐き出したっけな



私はこの類の話は嫌いだ



でも少し聞いてみたいと思ったんだ




スキンから紹介された柊


なんで、柊がスキンと知り合いだったのかを


顔が広い私だからこそ


興味を持ってしまった



柊｢今が幸せだからいいの｣


『そうかな』



1番気になったのは柊を売り払った奴らだ


ギッタンギッタンのメッタンメッタンにしないと気が済まない


ス｢まぁ、解体屋になるとは思わなかったけどね｣


『なににしようと思ってたの？』



ス｢虫取り係とか？｣


それを聞いてボンベロ含め私達は笑った



マテバの虫取り係とか最高すぎん！？


その職需要あんの…！？




『マテ…マテバ…の虫…虫』


私は笑いすぎて行きも絶え絶えだった


柊｢流石に虫取り係はちょっとな｣


『…虫！！虫取り…いひひ』



ボ｢わ、笑いすぎだ｣



『ボンも笑いこらえてるよね！？』





笑い終わったのか柊はホットチョコレートに口をつけてから


私に向かって質問を投げた


柊｢澪はボンベロとスキン、いつ知り合ったの？

前からおもってたけど、大分仲良いよね｣


ボ｢この話はだな…ふふふ…だいぶ…｣


『ボン笑いすぎ

キャラ菊千代に食べられたのか？』



柊も話してくれた事だし隠しておいても意味はないだろう



柊には話しておきたいことだったし





昔の私はね




そう言って私は話し始めた




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せっかくなので澪ちゃんの過去ー

次も私、まだまだ続く←

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