殺し屋と解体屋の日常【Diner】

苺チーズタルト ページ49

『で、どのようなご用件』

無「君と会って話したくてね」

テーブルにはグラスが置かれてあった

透き通った赤い葡萄酒がとても綺麗だ

私は席につき

無礼図と向き合う

最近、なにかと無礼図が絡んでくる

腹の底で何を考えているかわからない

正直、私はこの人は苦手だ

できる事なら早く済ませて帰りたい

『そんなに重要な事なんですか』

無「柊にとっても悪い話じゃない。」

『貴方の元で働けと？その件については断ったはずです』

無「そうか、それは残念だが

今日はその話をするために呼んだんじゃない。」


意外だった。
いつも話といえば必ず勧誘が話題に入ってくるから

勘違いしちゃった(*ﾉω・*)ﾃﾍ

あ、いまウザって声聞こえたからね！

柊ちゃんは繊細だから！すぐヘラるよ！


無礼図は静かに告げた

空気が凍るように、私の背中にも悪寒が奔る

一瞬で周りの雰囲気が変わった。

冷や汗が滴り落ちる

無「奴らとはもう関わるな


これは、忠告だ。


無視をすれば君の命もない」


奴ら？一体なんの話だ

ボンベロや澪、カナコ、先輩の事だろうか

『どうゆうこと…』

無「考えなくていい。ただこの事を忘れるな」

そういうと無礼図は去っていった

なにを考えても嫌な予感しかしない

グラスに映る真っ赤な色が

先の未来を写している気がした

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小説を読んだ方ならわかるね！

桜餅。→←餡蜜。

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