【安元洋貴】くまとねこ

18話 ページ20

刀剣乱舞のイベントから数週間





漸く2人揃って休みが取れたので久しぶりにお出かけする事に




洋「さてつーさんや｣

『なんだいひーさんや』

洋「何処に行きましょうか？」

『んー…服はこの間買ったしなぁ〜』

洋「そうね〜、どっかでのんびりする？」

『そーだなぁ〜、あっ！！！』

洋「ん？」

『ねぇねぇひーさん、温泉行こうよ』

洋「温泉？」

『そうそう』

洋「日帰りで行くなら、箱根とか？」

『いーね！箱根！！』








という事で私達、温泉デートしてきます！















ひーさんの運転で無事箱根に着き温泉街を歩いていく











『なんか、日帰り旅行なんて久しぶりだよね』

洋「まだ付き合ったばっかりの頃はよく色んな所行ってたよなぁ」

『江ノ島とか』

洋「鎌倉とか」

『赤レンガ倉庫とか』

洋「まぁでも1番好きなのは」

「『葛西臨海公園』」

『まぁ厳密に言うと“葛西臨海水族園”ね』

洋「だな笑」



そう、私達が1番行ったデートスポットは

葛西臨海公園。











水の中で泳ぐペンギン達を永遠と眺めていた



「あの子はこういう子だ」とか

「あの子は誰に似てる」なんて話しながら

2人で並んでペンギンを見ているのが好きで



長い時は1時間もその場所から見つめていたこともあったっけ。

















そんな風に隣で過ごせるだけで幸せを感じる人と

今結婚しこうして新しい思い出を作れる事が

喜びと思えるなんて











『ふふっ、ありがとう。ひーさん』

洋「急にどうした？」

『ん〜？なんとなく言ってみた。』

洋「はは、なんとなくか笑




ありがとう、A」

『ふふっ』


















これからもこうして隣に並んで歩こうね

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