Jr時代 ページ3
ジュニや時代
どんなに胸が小さくても
やっぱり女性的な体にはなっていきました
成長期もみんなより早くて
その頃にはまだ、ナベシャツなんてなくて
母に胸を潰す着物用の下着を借りたり
さらしを巻いたりして
その上からインナーを着て
そうすれば着替えも
同じ部屋でできたので
誰も、私を疑いませんでした
ただ一人だけ
私が女であることに気がついた人がいます
大野さんです
出会ったときはそんな素振りなかったんですけど
ある日、ワイシャツで濡れる
撮影があったんです
雑誌がなにかだったかな
大野さんもそこにいて
「京都、ほんとに行くの？」
大「いくよ」
「じゃ、連絡先教えてよ」
大「おまえ、毎日かけるきだろ笑
後で、楽屋でね」
「はい」
なんて話て、撮影が終わり
バスタオルもらって
頭拭きながらジュニヤと話していると
私の肩に自分のバスタオルをかけてきたんです
大「おまえ、透けてる」
「おおちゃんも透けてるでしょ笑」
そういうと眉をひそめ
私だけに聞こえるよに
大「下着の線見えてる
秘密なんだろ」
「えｯ」
大「ばか、しｯ」
J「ニノどうした？」
「あ、いや、なんでも」
ほんと、いつから気づいてたんでしょうね
メールで聞いてみたんです
なんでわかったのって
そしたら
大｛最初見た時直感で思った、お前かわいいし｝
｛事務所には内緒ですよ｝
大｛わかってるよ
お前に会えなくなるだろ｝
それから、より一層
気をつけるようになって
着替えも端っこの方に行ったり
トイレで着てました
大野さんが気をつけろっていうから
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：O.Shi | 作成日時：2023年8月8日 20時
