見えない所 (ページ12)

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和がこの前ジャニーさんに
辞めることを伝えたらしい

おれも、昨日、伝えた

でも、今日、レコーディングを
手伝ってくれって言われた

まぁ、手伝うぐらいなら

と思い行ったら

歌詞を渡されて

中に、大野ソロってかいてあった

大「え、ジャニーさん俺手伝うだけじゃないの？」

ジャ「や、いいから、うたっちゃって」

不思議に思いながらも

歌った

指示通りに歌ってると

二宮パートの文字が見えた
あれ、和も？

レコーディングが終わるとこう言われた

ジャ「来月ハワイ行くからよろしくね」

大「俺辞めるんだけど」

ジャ「すぐってわけでもないでしょ？」

大「まぁ、」

なんか、丸め込まれて

ハワイにいく前日、焼肉屋さんで

ジャ「youたち明日から嵐だから」

そのままハワイに行って

デビューが決まった

和も一緒だし

かぁちゃんは泣いて喜ぶし

これが、就職なのかもしれないって思った

日本に戻ってある程度落ち着いてから

Mステ終わりの車の中でにのが話があると言った

それは、性別についてだった

「おれさ、男じゃないんです」

櫻「は！？」

松「まじかよ」

「まじ、なんです
　これ、身分証です」

相「ほんとだ、俺、こんな近くにいたのに
　気が付かなかった」

気まずそうに、メンバーの反応を伺いながら
話すニノを見て俺は、？

ずっと気になっていたことをどうしても

聞きたくなった

大「ニノは、いいの？
　これからも、男として世に出るの？」

「はい、そうなるみたいです
　ま、僕も嫌ではありませんし」

嫌じゃ、ないんだ

櫻「え、まって、智くん、気がついてたの？」

大「うん、あったときからね」

ほんとに、俺だけなんだな

なんか、すこし、嬉しい気もするけど
ニノの努力が見えてきて

感心もする

「何なんですかね、この人の野生の勘は」

松「でも、いままでも、それでやってきたなら
　大丈夫だよな」

「はい、女だからって、対応は変えないでください
　服は脱げませんし、体力も力も皆さんより
　劣っていますが、そこに甘える気はないので」

相「ニノがそう決めたなら」

櫻「そうだな」

甘えにきはないか

そんなこと言っても、

メンバーが、甘やかしそう

今まで通りね

一番近くで見てた
兄弟みたいな相葉ちゃん

MAINのメンバーで
ずっと一緒な松潤

時々ニノの口から聞く
お兄ちゃん肌な翔くん

顔も見ずに話してた、俺

勝てる要素がない