S・S ページ48
久々に聞いた智くんの叫び声
雅紀がすぐに抱きしめ
落ち着かせこれまでの経緯を話した
O「ごめん、なさい」
智「僕こそごめんなさい
くう、おいで」
ㇰ「はーい」
O「な、なに、？」
智「僕の守護神くぅは水、だから、気が合うかも」
アイスさんも、研究対象者になって
いろんなことがあったから
ゆっくり、ゆっくり話した
少しだけ、声が震えてる気がする
頑張って話してくれてるのを感じる
O「くぅ、？」
ㇰ「よろしくね」
挨拶を済ませるとくぅは
震えが止まらない智くんの手を包んだ
O「あったかい」
A「おおちゃん良かったね」
М「智さん、戻って来る気はありませんか
彼らのような能力者が、俺等のほかに居ることが
わかったんです、もしかしたら
智さんのように空を使う人もいるかも知れない
現に、智さんのような莫大な能力を持つ方がいた
あなたが一人で抱える必要はありません」
それを聞いた智くんはしばらくだまり目を瞑った
O「白が決めていい」
え、青？青はもう居ないんじゃ、
O「でも、ぼくは、あおみたいに、」
しかも、青と白が同時に居る
どういうことだ？
和「なるほど、舞姫は二重人格の青でしたか」
O「ぇ、？」
和「すみません、心が読めるんです
心というものは不思議です
迷いは、感じます。でも、読めたのは
メンバーといたいということ
甘えてみてはどうでしょう
私達も出来る限りの協力はしますよ」
「そろそろよろしいでしょうか」
N「良くありません
智、あなたがしたいようにしましょう」
「いい加減にしてください！」
その1言で、場が静まった。
アイスさんも、智くんも耳を塞いだ
トラウマがある人間は
同じ動きをするんだろうか
「いくら、A班でも許されませんよ
我々は、その辺の組織とは違うんです
国に逆らったらどうなるか
痛いほど、わかってるでしょう！」
М「お前が殺されるってか？
ふｯ国はな、俺等に逃げられたら困るんだよ
俺等に勝てる人間がいないからね
どうやって捕まえる？
どうやって俺等を殺す？
この組織を世間に知られたらどうする？」
「ぁぁ、そうだ
俺が殺される、そしたらお前らはどうする
リミッターだって特注だ
体のチップは誰が管理するんだ」
A「お前が殺されるなら本望だね
なんなら、今、殺してあげようか？」
ぁぁ、だめだ、殺し屋のスイッチが入ってる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：O.Shi | 作成日時：2023年8月1日 1時
