瞳の奥 2 (ページ44)

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N・K ページ44

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『和が、好きです』

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智の手紙に書いてあった1言

それがどういう好きなのか

本人に聞かないとわからない
でも、俺にだけ、みんなに忘れられたくないと

書いていた

智の、本音が書いてあった

だから、毎日、どんなに帰りが遅くても
智の下へ通った

もう、3年

年を取らない智を、毎日見続ける

N「智、今日も、警備の仕事でした
　最近は平和なんですかね
　暗殺の任務が来ません
　今なら智も楽に仕事ができますよ」

····ポコポコｯ···ポコポコ···

どんなに話しかけても
返ってくるのは智の呼吸に合わせた空気の音だけ

「毎日来ても、起こしませんよ？」

N「わかってますよ」

A「和！A班で緊急会議
　あの部屋に集合！」

あの部屋、2年前見つけた
録音機もカメラもない部屋

N「わかりました」

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部屋に行くと
もう、全員揃ってた

N「何事ですか？
　あまり多用するとバレますよ」

A「わかってるよ
　実はさ、俺等以外に
　外に能力者がいることがわかった」

M「は、？」

A「しかも、遺伝的につながっているから、
　俺等より歴史があるみたい」

S「うそだろ、」

A「LIGHTしってる？」

N「芸能事務所ですよね」

A「あそこに所属する人間は
　能力者みたい」

M「いや、でも、目の色も普通だし
　今までそんな素振りも」

A「今まで、そのLIGHTが、
　外で目立つ能力者を消していたみたい」

N「今更なんで出てきたんです？」

A「その、裏の社会側が、物騒になって
　表沙汰になってる
　 storm、が今のトップらしい」

S「あの、4人組の、アイドルだよな」

A「そうだよ、それが近々、1人増えるって」

M「上には、報告しないのか？」

A「うん、まだしないからこうやって集まってる
　その組織がいいものが悪いものかわからない
　犯罪はしていないみたいだし」

A「俺達よりも歴史を持っているから
　おおちゃんが、災害とか、起こさないように
　できる方法とか、能力の使い方とか、
　俺等よりわかるんじゃないかなって
　そしたら、おおちゃん、
　戻ってきたいって思えるんじゃないかって」

なんでしょう

物事が動いていく気がしますね

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参照:青いスポットライト

http://uranai.nosv.org/u.php/novel/4dca4750821/