M・J ページ34
智さんは、説明を始めた
O「こっちのやり方は
基本的にバレてると思ってて
でも、アジトを俺達が知っていることは
バレていないはず
この、ボイスレコーダーがバレてないから
前回のことも考えて、
スナイパーは、なしにする」
M「え？」
O「全員、ライフル着用する
潤くんは、飛距離のあるやつにしておいて
潤くん後衛、俺が前衛
3人が、中衛」
S「まって、3人も、中衛にするの？」
O「うん、3人の力がってわけじゃない
この3人が重要なの
これ、建物の図何だけど」
そう言ってこと細やかな
図が出てくる
M「これ、どうやって」
O「青だよ、T班が動き出す前から
マークしてたみたい
一人部屋に戻った時、みつけたの
内通者候補まで書いてあった」
M「だれだ？」
O「それは、、みんなにも言えない」
A「なんで?」
O「俺が消すから」
N「俺等に親しい人ってことですか」
O「、、、見てもらってわかるように
この建物は窓が多い
しかも、一階建て」
智さんは、和の言葉を無視した
それは、そういうことなんだろうと
理解した、
同僚なのか、先輩なのか、
俺等が知ったら
守ろうとするかもしれない人
だということ
これ以上は、突っ込んでくれるなってこと
S「窓が多いってことは
まとまって動くと、すぐに分かるね」
O「そう、だから、経路を5つ考えた
まず、東の入口から、前衛の俺
次、中衛の3人はこの北側、南側、
西側の窓から中を見てサポートしてほしい
最後、後衛、潤くんは屋上
ゴーサインが出るまで
屋上から3人を守っていてほしい
ゴーサインが出たら
この屋上入口から降りてきて
最終的には、5人で囲む」
A「普段とは全く違うよね
ライフル銃は、普段使わないから
確実とは言い切れないよ」
O「俺はみんなの腕を信じて進むだけ
それに、調べてわかったけど
遠距離2人、中距離1人、近距離2人だった
全員中距離武器で囲むのが最善だと思う」
N「俺等と同様に、全員、
同じ訓練を受けてきてるんですよ？」
O「そこが、決めてなの
俺等も普段得意武器と、
腰に銃一本、ナイフ一本だけを常備してる
相手が、用意しているかが、決め手
少し重くなるけど
それぞれ得意武器も持っておいて」
なるほど
相手がわかってるからこそってことか
O「問題は、カメラかな
機械に強い人が1人いる」
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年8月1日 1時
