瞳の奥 2 (ページ33)

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S・S ページ33

M「俺等も行こう」

S「そうだね
　でもその前に、和、雅紀は、大野さんの方へ
　俺と潤で爆弾を見つける」

A「おおちゃんに嫌がられない？」

N「一緒にやるって言いましたから
　それに、偵察に行くってことは
　あの人、居場所もアジトも
　もう突き止めたんでしょうし
　何が何でも付いていきますよ」

ニノがブツブツ言いながら
智くんの方へ向かった

M「まずは、候補だね
　スイッチを押させる前に
　始末するけど、
　Ｔ班は、一つの場所にいると思う？」

S「360°監視カメラ付だと思うな
　一瞬でも俺等移ると
　すべてが終わりだね」

M「後輩の力量なんてわかんないしな」

S「どこまで解明な映像で
　残ってるのかも分からない」

M「Ｔ班が、分からない人選」

S「新人だな
　試験からまだ2週間
　こんな状態だ
　仕事は、させてないはず」

M「智さんを抜いて4名
　良い数だね」

S「それでいこう」

決まればすぐに指示を出す
新人を動かすから、明確に、注意事項も添えて

それから、俺等も出動準備に
武器庫に向かう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

武器庫に入るとまだ3人はいた

N「決まりました？」

S「新人を動かすことにした
　顔もバレてないだろうし
　智くんにも聞きたいこと5ある
　Ｔ班はいま、固まっているの？」

O「これ聞いて」

ーーーーーーーーーーーッ゙ーーー

どーーるーーーーA班はーーーあーつが

M「これって」

O「アジトに、ボイスレコーダーをおいた
　Ｔ班は固まっているよ
　仲間意識が強いのか
　分かれると都合が悪いのか
　行動する時でも3キロ以上は離れない」

智くんが、違う人に見えてくる
まるで、青と話しているみたい
いや、青より饒舌か？

O「俺等が動いてるのがバレてる
　多分、内通者が居るよ
　新人であっても関係ないと思う」

M「もう、指示を出してきたぞ？」

O「踊らせてると思っておけばいい」

ッ゙ーー『舞姫が来たらどうする』

『そうだ、爆破した時、再生を使ってたぞ
　話が違うじゃないか』

智くんの話だ、

『あいつだけじゃないA班も感が鋭いぞ』

『いや、A班、がいるからこそ、
　チャンスじゃないか？』

O「翔くん、俺が作戦言ってもいいかな」

S「あぁ、頼む」

智くんの目を見ると
そう言うしかなかった

今のA班では、智くんの足枷になる

そう感じたから