瞳の奥 2 (ページ30)

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О・S ページ30

C「あなたの体は、どんどん動かなくなっていきます
　そして、四肢から、内臓まですべて
　じょじょに、機能を失い
　心臓までも、止まっていく」

余裕そうに目の前に立っているのに

手足が動かない

これが、催眠、？

それなら、急がないとｯ

どうする、催眠の解き方ってなんだ

睡眠の仕組み、翔くんが言ってた

とりあえず耳を塞ごう

能力に集中して

相手をパニックに、するには、

空だ、空を使おう

補助電源が回復するまで

一瞬、の停電をｯ

О「うぉぉぉぉｯぁぁぁｯ」

なんだｯこれｯ

体がきしむｯ

もしかしてｯ空を操る代償

「やめなさい！そこまでｯ！！」

О「はぁｯ」

C「まさか、まだ試験は終わってません！
　邪魔しないでください！」

「ここに雷を落とす気でしょう
　試験はここまでにします
　お疲れさまです
　まず、隠れ殺していないものは
　チップを爆破し消去します」

そう声と同時に
小さな爆発音が、数発

О「ぇ」

「それでは、皆さんシャワーを浴び正装に着替え
　第1ホールへ、О・Sさんは、
　〇〇室へお願いします」

C「模擬戦また、お願いできますか
　こんな終わり方」

О「上に上がれば別の現実があるの
　それが、終わったら
　一緒にやろっか」

Ｔ班のことが片付いてから

またやろう

俺も悔しいから

・・・・・・・・・・・・・・・・

シャワーを浴び生徒とは別室にいく

そこには隊長と中隊長がいた

長「大野智、おめでとう
　良く頑張った」

中「O.Sこの門出を気に、また
　一人で任務をこなしてもらおうと思う」

О「ぇ、でも」

中「上の命令だ」

なんで、俺、帰れないの？

長「新しい部屋の鍵だ」

そう言って渡されたのは2つの鍵
前に使ってた俺の部屋の鍵と

A班の部屋の鍵

長「班ではない人間が出入りするのは違反じゃない」

中「ただし、良く考えろ」

班長は、優しい表情で俺を見る

班長が、手回ししてくれたんだ、

でも、中隊長の、良く考えろって言葉に

いろんなことが詰まってる

個人の仕事に

A班をかかわられたくないんだ

青が残していた資料は、本当に少なくて
任務終了後すぐに処分してた

事務所内でも、機密な内容をやらされてたんだと思う

それなら、俺は、独りになるべきなんだろうな

長「本当にお疲れ様
　よく頑張りました、
　任務は明後日からです
　一日しか休暇を作れなくてすまない
　今日はもう休みなさい」

О「はい」