瞳の奥 2 (ページ21)

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A・M ページ21

おおちゃんと潤が聞きに行ってから

俺等は毎日

訓練

うまくいかなくて

動いてないのに

能力を使ってるだけなのに

毎日汗をかきながら

集中する

俺は普段個人で持つ武器を持っていない

でも、そうだなメリケンサックとか

いいかもしれない

拳に、影をまとわりつかせるように

形を想像して

バチンッ

A「いったッ」

S「おお、どうした？」

A「影でメリケンサックにしようと思ったら
　なんか、弾けて」

S「怪我は？」

A「大丈夫みたい」

M「な、相葉さん
　相葉さんの動物ってどんなものだ？
　話してたりするのは見たことあるだけど
　戦いで使うことないだろ？」

A「そうだね、言葉がわかるから
　動物からの信頼があれば
　呼んだりできるんだよ
　でもさ、関係のない動物が、
　俺の代わりに死ぬなんて嫌でしょ？」

M「それだけなのか？」

A「どうだろ、そういう使い方
　しかしたことないからさ」

M「変身できたりしないのか？」

A「変身？」

変身、か、
やったことないけど

って、いうか、やり方がわからないな

M「拳とか、指から鋭い爪が
　出せたらなって思ったんだけど
　それができたらやりようによっては
　脚力上げたり、いろいろできそうだろ？」

正直、みんな、能力の使い方は
自己流な部分が多い

経験からそれを応用していく

俺の前にも、動物の能力を持ってた人がいるかも

その資料があれば

A「ちょっと、俺の能力について
　調べてみるよ
　できるかもしれない」

できることはやっていかないとね！