N・Ｋ ページ17
一通り、資料をみて
A班で会議を行うことに
仕事ができなくても
いま、できることをやろうと
S「じゃ、手元の資料を見て」
翔さんがまとめてくれた資料
を皆で見る
S「まず、できること、率先して
やらなくてはいけないことは
それぞれのスキルアップだ
それぞれ一週間以内に、能力で武器を作り出す
そこに反論は？」
M「能力察知ができる人間は多いよ？」
能力者じゃなくても
この世のものではないような
雰囲気を感じる人もいるらしいです
我々を知ってるSPの仲間が
教えてくれた
A「たしかに」
N「瞬時に開放する手はないんでしょうか」
M「瞬時に？」
N「はい、我々能力察知が行えるのは
能力を開放した状態の時ですから
普通の武器を取り出すぐらいの速さで
能力を開放し武器を構えるまで
できなくては、いけません」
S「じゃ、作り出すことに成功した人は
能力を開放から武器を作り出すまでを
できるだけ早くしよう
一週間で成功できなかった人間も
瞬時に武器に能力を宿せるようにしよう」
О「あの」
N「どうしました？」
О「能力量が多くて、瞬時に出すと
その、出過ぎちゃうんだよね
器用に、使いたい能力だけを
開放できたらいいんだけど」
A「ね、両目が光る後輩に会いに行かない？」
M「たしかに、似た能力量なら
感覚も似ているかも」
О「後輩か」
S「CＹ」
N「知ってるんですか？」
S「岡田くんだよ
今でも指導してるから」
N「そういう」
さすが、翔さん
CＹですか、
大野さんとは違い、我々と同じように
共同の施設で暮らしてる
S「青までは行かないけど
似ているらしい
リスペストしてるのかもって」
それは、面白そうですね
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年8月1日 1時
