瞳の奥 2 (ページ16)

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О・S ページ16

青が消えてから

部屋で青が仕事で残す資料を除いた

それは資料というより

青がいつ消えても

俺が困らないように

残したものだった

水と、空を扱うコツ

これまでやってきた仕事

今、やってる仕事の現状

つかんでる情報

全部、僕が読めるように書いてあった

俺はその資料をもって
リビングに向かった

О「これ、青が残したやつ
　みんなの役に立てないかな」

S「ちょっと、一冊見せて」

О「うん」

机に並べると、皆、一冊づつ手に取った

M「これ、、すげぇ」

О「すごい、の、？」

N「はい、能力の事も感覚に近いですが
　僕らでも試せるものもありますし
　この情報量、事実だけではなくて
　直感で感じたものもあるんですけも
　それが、あることで、ちゃんと繋がってる」

S「ぁぁ、これを元に
　 5人で計画を作ろう
　これがあればT班に立ち向かえるぞ」

僕が感じたよりすごいものだったらしく

皆が真剣に読んで

翔くんは、簡単にメモして
まとめたりしてる

何もできない僕が

こんなにすごい人たちと

いて、いいのかな

A「おおちゃん
　俺、あーゆーの得意じゃなくてさ
　一緒にあっちでゆっくりしよ！」

「ぁ、うん」

気を、使わせた、？

でも、何か、嬉しいな

A「おおちゃん最近、絵描いてる？」

「描いてるよ」

A「どんなの！？」

「ん〜、まだ秘密」

完成するまでの

ひみつ