瞳の奥 2 (ページ14)

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A・M ページ14

青が消えてから

おおちゃんは、強くなった

感覚的には

青が消えたというより

青が白に憑依してるような

取り付いてるような

そんな感じ

伝わるかな？笑

岡「よし、今日はここまでかな
　ぁー、お前ら、謹慎中か」

N「V班はなんで働けるんですか」

岡「俺等は、能力者じゃないからだそうだ」

A「え！それだけ！？」

岡「あと、どっちも謹慎されると、
　困るらしいぞ笑」

それもそうか

それに、今回、式を取ったのはA班だし

岡「おまえら、最近実弾打ってるか？」

M「そういえば、打ってないな
　前回の仕事では打てなかったし
　二週間、手入れ以外でさわってないな」

S「じゃ、射撃でも行きます？
　潤、ハンドガンも、
　練習しといたほうがいいだろ」

M「たしかに、ハンドガンで言うと、
　半年ぐらい触ってないかも」

О「僕もやりたい」

N「たしかに、青のやり方で、智ができるか」

О「ねぇ、青って武器いらないって言ってたけど
　どうやってたの？」

A「あれすごいんだよ！
　手からというか、指から？能力を放つ感じ！
　あれ、多分水か氷？なのかな
　威力も調節できるって！
　あ！あとね！まだ見たことないけど！
　刀とかも出せるらしい！」

О「ごめん、相葉ちゃん全然わからないよ」

N「我々も教わってないですからね」

岡「暇なら行って来い
　なまるぞ」

S「じゃ、いこっか」

О「岡田くん、今日もありがと」

岡「おう、いつでも連絡すれよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

5人並んで

セットする

近くのボタンを押し

スタートする

ターゲットに当たったら

次に進んだり

動くターゲットが出てきたりする

当たれば次だから

よく当たる人間が早く終わってく

おれも、進めていって

最後のターゲット

50メートル向こう

上からひらひらと

3センチ四方の紙切れが、落ちてくる

床に落ちる前に仕留めたら終了

おれは、これが苦手

5枚目に入った時やっとあたって

防音のヘッドホンを取る

N「お疲れ様です」

A「おつかれ！
　タイムは？」

N「翔さん、俺、智、J、相葉さんです」

A「俺最後かー、」

N「はい、あ、いま、智とJは、休憩もせずに
　スナイプ銃で、始めたみたいですよ」

A「そっかー、そういえば
　おおちゃん遅くなったね」

N「苦手だったらしいですよ」

A「スナイプ銃は？」

N「青が得意だったものは全部試したいって」

A「そういうことね！」