瞳の奥 (ページ8)

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S・S ページ8

A「たっだいまー！」

S「おかえり
　収集はあった？」

A「あったよ！
　はい、これ、マスターから
　あとは．．．．」

マスターの紙と雅紀の
パトロールの報告を文字に起こす

A「こんな感じかな」

S「十分だよありがとう」

N「翔さん、舞姫って知ってます？」

S「ぁぁ、幻って言われてるひと？」

N「今日、あったかもしれなくて
　翔さんに確認したくて」

S「あった、？舞姫に、？
　俺も、何年かやってでも
　あったこと無いんだよね
　同じ地下にいるはずなんだけど
　部屋も見たこと無いし」

N「舞姫が、男って聞いたことあります？」

S「それは聞いたことあるよ」

M「なぁ、舞姫って
　たしか、青と白のオッドアイだっけ？
　どんなひとだった？」

N「それが、中隊長の部屋を教えてもらって
　すぐに、どこかに行ってしまって
　ただ、私でも、声をかけられるまで
　気配に気が付けませんでした」

S「明日会議あるから
　先輩に聞いてみるよ
　幻なんて、言われてるけど
　先輩なら、知ってるかも」

N「では、お願いします
　声も顔もきれいな人だったんですけど
　なんか、気になっちゃって」

A「俺もあってみたい！」

S「会えるかどうかはまた別な笑」

M「あ、飯できてるよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次の日

会議のため、報告書を持ち
地上の会議室に向かった

?「お、バンビ！」

S「岡田くん
　もう、バンビ早めてください笑」

岡「はは笑
　お前体術、小鹿だろ？」

S「もう違います！」

岡田くんは、訓練生時代
体術を教わった先輩

能力者ではない
いわゆる、本当の警備隊

プロのSPだ

岡「今日もA班からはお前だけか？」

S「あまり外に出るのは
　避けてほしいみたいなんで」

岡「お前らも大変だな
　たまには変わって貰えば？」

S「いいんですよ
　その分、俺の任務はほか三人より
　少なく割り振ってるので」

岡「そうか
　それは、いいな」

「はい、座ってください
　会議を始めます」

事務所の人間の声がかかり
みな、椅子に座っていく

「では、V班、報告お願いします」

ひとつひとつの、班が
報告していく

この会議では

暗殺部隊としてではなく

警備隊としての報告会
そして、今後の方針を話す

「じゃ、次大野」

．．．

「大野？」

「すみません、大野寝てます」