S・S ページ32
和が智くんを連れて外に行った
さっきバーを出たって連絡きたから
そろそろ帰ってくるかな
そう言えば、智くんって携帯持ってるのかな
持っていなさそう
N「ただいま
翔さん！ごめんてつだって」
な、なんだ？
S「どうした？」
かけよると
なんだか、ふにゃふにゃな、智くん
と、智くんを支える和
O「しょぉくんだぁ」
お酒？か？
酔ってるな
N「青のいつものが、お酒だったみたいで」
なるほど
たしかに、智くん20だからな
あり得るか
にしても
S「ここまでなるまでのんだのか？」
N「ずっと静かで、気が付かなくて
なんか、顔赤いなって思ったら
もう、これでした」
O「しょぉくん、かぁいぃねぇ」
目はうるうるで
顔は火照り
そのまま、首に絡んできた
あんたのほうが可愛いよ！
S「ま、まてまて、分かったから」
A「大ちゃん、和おかえり！」
O「あ、あいばくん
げんきだねぇ」
次は雅紀の方へ絡みに行った
A「おおちゃん、お酒のんだの？
お水飲みに行こう！」
O「んふふ」
白のオドオドした感じもなく
青も白も持っている
穏やかな性格
これが、ほんとうの
N「いまは、白でもなく青でもなく
智そのものだと思います」
S「だな、和は気分転換できたか？
任務以外の外、久しぶりだったろ？」
N「はい
おかげさまで」
S「良かったな」
M「騒がしいけど
どうかした？」
S「智くんがお酒飲んで
ふわふわになってる」
M「それ大丈夫か？
白は不安定だろ？
酒なんか飲んだら」
それも、そうか
リビングに行き雅紀と、智くんの様子を見に行くと
A「しー、寝かしてくるね」
もうすでに雅紀の肩で眠りに落ちていて
雅紀が智くんを部屋まで運んでいった
M「あ、寝落ちしたってことは
メモ書きないよな苦笑」
N「変わりに書いときますか」
S「二日酔いでわかるだろうけどな笑」
智くん
いつか
いつかでいいから
彼方の怖いこと辛いことを
一緒に背負わせてくれますか
一人で背負う必要はもうないから
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年6月9日 1時
