O・S ページ31
N「それだけ、辛くて、
怖い思いをしたのでしょう？」
O「僕が、弱かっただけなのかも
だって、青はあんなに、強くなって」
N「青は救護室で一人になるのを嫌がりました
昔の、智の部屋に似ていたと」
昔の、部屋
真っ白な部屋
青も怖かったんだ
辛かったんだ
怖いよね
そうだよね
なのに僕は
ずっと、青に頼ってたんだ
N「智、今からさんぽに行きませんか？」
O「さんぽ？」
N「夜の散歩です
今日は晴れてますから
夜空がきれいですよ」
O「仕事以外の外出は、」
N「仕事のていで行くんですよ」
そと、か、初めてだ
O「ぃってみる」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
青の外用の服を借りて
外に出た
O「しずかだね」
建物がいっぱい
N「そうでしょ？」
N「あ、仕事っていう名目なので
情報屋のバーに行きましょう
ま、形だけなので
ゆっくりして帰りますか」
O「じょうほうや？
ぁ、青がいってるかも」
N「そうなんですか?
青も行ってたんですね
あそこが一番、情報が集まりますから
白は仕事したりしないんですか？」
O「救護班の手伝いはしたことある」
N「治癒ですもんね」
O「うん」
和くんとゆっくり歩いて
情報屋についた
O「か、かずくん」
人、たくさんいるかな
N「マスター優しいですし
今日はこちら側の世界の人
だけが入れる日ですから
外で待ってますか？」
外で１人のほうが怖いかも
O「いく」
N「わかりました
腕掴んでてもいいですからね」
O「うん」
和くんの腕を掴み
後ろをついていった
マ「いらっしゃい
お久しぶりです
あ、大野さんも居るんですね
お知り合いだったのですか?」
N「お久しぶりです
仕事で知り合いまして
仲良くなったんです」
マ「そうですか
では、今日はどうされますか」
N「いつものを
抜け出してきただけなので」
マ「なるほど笑
では、お作りしますね
大野さんもいつもので？」
O「は、はい」
なんか、不思議なところ
人はパラパラいるけど
誰も干渉しない
これなら、怖くないかも
マ「警備のお仕事で？」
N「はい、配属先が同じになりまして」
マ「では、これから、大野さんは、
あまり会えないですね
ここには、相葉さんがきますし」
青なら、なんていうかな
O「たまには、顔、だします」
マ「それは嬉しいです
お待ちしてますよ」
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年6月9日 1時
