M・J ページ25
智さんが、打たれてから
回復まで
2日かかった
次の日の朝
熱には下がっていなくて
でも、あの部屋に1人には
したくなくて
帰ってきた
その日の夜
人格が交代して
次の次の日の朝
いつもの智さんに戻ったら
元気になってた
M「智さん食べたいものある？
約束しただろ？」
O「うーん、カレーかな」
M「カレー？でいいの？」
O「うん、カレーがいいの笑」
M「わかったよ笑」
リクエストのカレー
せっかくだから
スパイスから作ろう
ネットで注文しておくか
O「あのさ、潤くん、翔くん、和、相葉ちゃん」
N「どうしました？あらたまって」
O「聞いて欲しい話がって
俺の、もう一つの人格の話
もう知ってると思うけど
ちゃんと、話したい」
知っておきたいと
思っていたこと
でも、智さんのことを勝手に
調べるのも
なにか違う気がして
本人から聞いたほうがいいと思っていたこと
S「わかった
ゆっくりでいいからね」
O「うん、ありがとう」
M「はい、お茶どーぞ」
リビングの机を囲んで
座った
A「ありがとう」
皆、聞きたかったのか
皆真剣だ
O「まず、ね？
前提として、俺が青、水と空を扱う
んで、もう一人が白、治癒と再生を扱う」
再生？っていうのは
A「ごめん、再生って？」
O「あー、治癒は、痛みを癒やしたり
体力を回復したり、いわゆる、
悪いところを治す手助けをするものなんだけど
再生は、失った血液や、細胞を再生する
無理やり治しちゃうのが再生
これは、身体に反動が来やすくて
今回、熱を出したの」
S「な、なるほど？」
O「それでね、俺は、作られた側の人格
元々は白が主人格
だから、なのか
なぜか、水と空だけ使えて
俺は白の能力が使えない」
N「それで、間に合ったんだねって言ったのか」
M「白が出てきてから熱が下がったのも？」
O「うん、白が治癒を使ったから」
なんとなく
わかったけど
やっぱり不思議な話だな
O「ここからが本題なんだけどね
俺は、主人格じゃないから
作られた時の記憶があって
そこからのことしかわからないから
その前のことは白に聞いてほしい」
S「わかった」
O「僕が目を覚めた時
研究室で、拘束されていて
急に、刃物で俺の肌を切ったの
何が起こってるか分からなかったけど
それは、白の再生の能力の実験だったみたい」
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作者名：O.Shi | 作成日時：2023年6月9日 1時
