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景色 智 ページ48
出番が来た
みんなの後ろに並ぶ
みんなはすごいあせかいてるのに
すごく楽しそうで、輝いていて
すごい、集中していた
オーラがすごい
ステージが上がる前に
皆がぼくのところに来てくれた
和[智、緊張してます？]
緊張か、なんでかな
ぼくはいま落ち着いている
[大丈夫]
雅[いつも緊張してる潤とは大違いだねw]
潤[おい、もう、緊張しねえよ]
翔[ちょっと、もう並んで映像終わるよ]
和[そうですね]
潤[一曲だけど、楽しもうな
俺らを後ろから見るのは最後だ]
雅[次は隣だもんね！]
そうか、皆のとなりに並ぶのか
ぼくも輝いて見えるようになるのかな
スタッフ＝ス
ス[上がります！３・２..]
いこう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そこには、一面光に溢れていた
一瞬見惚れていた
音楽が聞こえ
我に返り
音に合わせおどる
観客全体の一体感
ダンスに合わせて揺れる床
綺麗な景色
いつもより弾んで聞こえるリズム
輝く皆の笑顔
外に出ることがなかったぼくには
雷に打たれるぐらいの
刺激だった
僕は今後何があってもこの景色を
一生、忘れないだろう
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作者名：O.Shi | 作成日時：2022年12月6日 22時
