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小さなソファで大きな体を丸めてスヤスヤと寝息を立てている。
見たことある、この姿。
幼稚園や小学生の頃、遊び疲れて寝ちゃった顔と同じ顔。
可愛いんだ、寝顔。
思わず近付いて、柔らかそうな茶色の髪に触れる。
ああそうだ。
私が宿題をしてる横でお喋りをしていたはずなのに、気が付いたら寝ちゃってる小学生の忠義の姿がはっきりと思い出せる。
Aちゃん、Aちゃんって。
「……急にオトナにならないでよ。
どうしていいか分からないんだから……」
そんな事を呟いてキッチンを見ると、お鍋の中にはすっかり水分を吸ってしまったお粥らしきもの。
酔っ払って帰ってくるのを知ってたってこと？
だからお風呂とお粥を用意して待っててくれたの？
晩ご飯の約束をドタキャンしたのは私なのに。
勝手に酔っ払って記憶なくして帰ってきた私のために、これを？
「ごめんね……」
忠義にそっとくっつくと、あったかい体温が伝わってくる。
体温が高いのも、子供の時のままだね。
安心するんだ、この体温。
追い焚き完了しました、の音が鳴るまで15分。
私はそこから動けずにいた。
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あきら(プロフ) - みおさん» 初めまして、コメントありがとうございます(*^^*) お待たせしてごめんなさい！編集作業が終わり次第、公開していきますので少々お待ちくださいねm(_ _)m (2016年6月22日 14時) (
レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - はじめまして！あきらさんの作品が大好きです。続きが気になります。いつ頃読めるようになりますか？＞_＜ (2016年6月17日 18時) (レス) id: 525ffe901b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきら
| 作成日時：2014年9月12日 11時
