23. 忠義side ページ23
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忠義side
「……こんな時間に何？」
自分で分かるくらい不機嫌な声で電話に出てもうた。
飲んでた相手ってよかーまくんだとは思わんかったから。
「ちょっ！おまえんちどこやねん！」
思わずスマホを耳から離したくなるほどの、よかーまくんの大声が聞こえる。
「何でそんなん教えなあかんの」
「Aが酔いつぶれて住所が分からんから家まで送って行かれへん！それで、おまえんちの隣やってことだけは分かったから」
酔いつぶれてって……
よかーまくん、女の子相手にどんな飲み方してんの。
「……Aちゃんのこと、よろしくお願いします」
文句はぐっと飲み込んで。
住所を告げて電話を切って。
鍵だけを持ってAちゃんの部屋へ。
「えっと……風呂はお湯入れたほうがいいよなあ」
隣やから間取りやら使い勝手は一緒。
お風呂にお湯をためている間に二日酔いに効く薬も食器棚の中から見つけて。
夜中にお腹空いて食べるもんなかったらかわいそうやからお粥も作っといた。
オレがもうちょっとだけ大人やったらな……
酔いつぶれるまで飲ますことなんかせぇへんし、家で1人で待つなんて思いしないで済むんかな。
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あきら(プロフ) - みおさん» 初めまして、コメントありがとうございます(*^^*) お待たせしてごめんなさい！編集作業が終わり次第、公開していきますので少々お待ちくださいねm(_ _)m (2016年6月22日 14時) (
レス) id: e9c7617437 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - はじめまして！あきらさんの作品が大好きです。続きが気になります。いつ頃読めるようになりますか？＞_＜ (2016年6月17日 18時) (レス) id: 525ffe901b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきら
| 作成日時：2014年9月12日 11時
