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どういうつもりなのか問い詰める気にもならない。
昨夜、気まずい言い争いのあと私が自分の部屋に戻ったのは予期せぬお客様が現れたから。
大倉くんの事情も知らずに余計な事を言ってしまったと、謝るタイミングを考えていた日付が変わろうかという時間にやってきたのはアルコールと香水を混ぜた香りを纏った頬を赤らめた女の人で
｢やだぁ、彼女いるのにぃー？｣
ちらりと私を見てから大倉くんの腕にしがみついて、この状況さえ楽しむように笑った女の人がそういう相手だと分かるまでに時間はかからなかった。
｢そんなんオマエに関係ないやろ｣
そう言って鬱陶しそうに彼女の腕を解いたくせにその手は彼女の背中を押して玄関へ追い返すわけでもなく自分の部屋に連れ込むんだから、状況的に彼女が押しかけて来たんじゃなくて大倉くんが呼んだのは明らかで。
スマホで音楽を流して頭から布団を被って必死に寝ようとすればするほど目が冴えて、壁の向こうからはっきりとは聞こえない音が余計な想像を掻き立てて
……いつの間にか朝になってたけど。
ぐっすり、とは言えない眠りのせいで頭が重いけど今日は金曜日。今日1日を乗り切れば明日は仕事も休みだしゆっくり眠れる、と自分に言い聞かせたのに
大倉くんは何をどうした結果、朝からひとりでリビングのソファに寝転んでいるんだろう。
顔なんか見たくなかったのに。
寝ててくれればよかったのに。
私が起きてくるのを待ってたみたいに体を起こしてこっちを見るから
｢おはよう……っ、｣
さすがに笑顔で挨拶する気分じゃないけど無視するのも大人気ないし視線を合わさずに言ってみればソファから立ち上がった大倉くんが私の腕を掴むから思いがけない痛みに顔が歪んだ。
｢何で文句のひとつも言わへんの？｣
｢何の話？｣
｢女連れ込むなとか前もって知らせろとか言うてたやん｣
｢文句言ったらオレのルールに従えって言ったの大倉くんでしょ！｣
寝不足の頭で言い争いなんかしたくないのに女を連れ込んで楽しんだはずの大倉くんは機嫌が悪いらしく突っかかってくるから
大倉くんの機嫌が悪い理由なんて私の知ったことじゃない。だけどここは年上の私が大人になって全部聞き流そうと思ったのに。
｢……絶対服従｣
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本編が途中なのに番外編が繋がっていて読みにくくなってしまったのでリンクは外しておきます。
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yuki(プロフ) - あけましておめでとうございます。8000人突破と1000票おめでとうございます。また、お気に召すままをみれるのが大変嬉しいです。今から読み返しに行ってきます！笑 (2019年1月6日 23時) (
レス) id: 2effd210bf (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - まほさん» あけましておめでとうございます。コメントありがとうございます！公開したお話の中にお気に入りが見つかれば嬉しいです♪ (2019年1月6日 17時) (レス) id: aeb3b77746 (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - nakkoさん» ありがとうございます。ここまでこれたのは読者さんのおかげです。今後の予定は何も決めていませんがまた皆さんにお話を届けることが出来ればいいなと思っています。今後ともよろしくお願いします♪ (2019年1月6日 17時) (レス) id: aeb3b77746 (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - 516516516tさん» あけましておめでとうございます。読者さんのおかげで8000人という素晴らしい数字に出会うことが出来ました。本当にありがとうございます。公開したお話も楽しんでもらえますように。 (2019年1月6日 17時) (レス) id: aeb3b77746 (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - ちーさん» 両方にコメントを頂きありがとうございます！パスワードを外したお話も楽しんでもらえますように。 (2019年1月6日 17時) (レス) id: aeb3b77746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきら
| 作成日時：2018年3月18日 20時
