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高校に上がった。
『お兄ちゃんの服かっこいいね』
「Aが言うならずっと着てようかな？」
追い出されて、七海の家に来てAと言う天使に出会えた。俺はそれに関してはあの親父もたまには役立つもんだと思う様になった。
『おじちゃん、今日はお迎え遅いの？』
「今日は大丈夫ですよ。私が･･･」
「俺の方が早いし俺が迎えに行く。イヤ？」
『ううん。お兄ちゃん待ってるね。』
へへっと笑う。可愛い。なんでこんなに可愛いんだろう？髪を結ぶのが下手な七海に代わって編み込みのポニーテールをしてあげた。
学校では夏油傑と言う奴と知り合った。主義主張は異なるけど、中々馬の合う奴で入学早々に2人で問題児扱いになった。スタンス自体は異なるから良く喧嘩する。それでも唯一対等につるんでくれる奴。
「･･･前から思ってたけどそのホーム画の子ども悟の親戚？」
「いーや、七海の姪っ子」
「七海の？似てないけど髪と目の色が一緒だね。」
傑は七海と面識がある。中学でバカやらかして五条組にボコられた際に七海が間に入って止めたらしい。
その時俺は居なかったから知らない。
「この子の事大事にしてるんだ？そんなに気に入ってるのかい？」
「俺の天使だからな。大事にするし、七海より俺の方が過保護になってる。」
つい昨日も転んで怪我して帰って来た。
七海は「子どもはケガをするものです。」っていつもの澄ました感じで言うけど、俺からすればその怪我が残ったらどうすんの？って焦った。
「天使って、ロリコン？」
「A限定な」
「そんなに可愛いのならいつか会わせてくれるよね？」
「イーヤーだーね！」
誰が合わせるか！そう言ってやったのに･･･
帰る前に生徒指導の夜蛾に捕まった。
「傑は？」
「あいつは昨日やった。お前も早く反省文書け。」
「･･･書くけどちょっと待って」
丁度、傑が乗降口から出てくる。窓を開けて電話する。教室下まで来い。そう言えばこっちを見て下まで来る。1年の教室は3階にあるから来させていたら時間が無い。
「じゅじゅ保育園。ここから15分くらいで着く。着いたら俺に電話しろ。何かしたらぶっ殺す。」
「迎えに行けって？」
「行け。」
窓から許可証を落とす。
「分かった。終わるまでどうすれば？」
「取り敢えずここまで連れて来て。秒で終わらす。」
了解。と電話が切られた。
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とろろ芋太(プロフ) - シシマチさん» コメント返信遅くなってしまってすみません。更新ゆっくりですがよろしくお願いいたします。 (2021年7月15日 12時) (
レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
シシマチ(プロフ) - ヤクザパロとかあんまり見ないのですが、とっても面白かったです！更新頑張ってください！ (2021年7月7日 14時) (レス) id: 5733ebb1d6 (このIDを非表示/違反報告)
とろろ芋太(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。まだ考えてませんが、頑張ります。よろしくお願いします！ (2021年6月4日 19時) (レス) id: ac729d71ae (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年6月1日 10時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とろろ芋太 | 作成日時：2021年5月23日 10時
