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『ん〜?』
現在、私Aはとても困っていた。
午前中に作ったアロマ。
それを現在ラッピングしている最中なのだが、リボンの色が決まらない。
勿論、最初はいつも通りレイザー先輩の髪や目と同じ色の水色にしようと思ったのだがやっぱり変わりというのは必要なんじゃないか?
偶にはリボンの色を変えてみたほうがいいんじゃ…。
そうして目の前に置かれた多数のリボン。
ここは私の気持ちを大々的に表してピンクがいいか?
いや、先輩の輝きを表している黄色?
いやでも赤と黄色は外したいし…。
『ゔ〜??』
昼から夜まで悩みに悩んだ末、私が選んだのは___
週明け
『先輩!先輩!!』
いつも通り私は休み時間の度、レイザー先輩の元へと来ていた。
手には緑色のラッピングを施したアロマのプレゼント。
『これ、プレゼントです!!』
そう言ってアロマを差し出す。
先輩は「あ、ありがとう、ございます…。」と言って、そっと受け取った。
ん〜〜〜〜っ!好きっっっっっ!!!!!!!!
2日ぶりの先輩の姿、あっ神々しい!!
久しぶりの先輩の姿に見惚れていると、空気を読めずに進む時間が授業開始近くを知らせる。
心の中で舌打ちしつつ、私は先輩に手を振って駆け出した。
年齢の差が苦しい…。
教室に帰るとクラスメイトは私を冷たい目で見ていた。
先輩に会うの減らせよと言った目である。
やだよ〜!と同じく目で言っといた。
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Keyboard(プロフ) - 夢主ちゃん可愛い〜……。面白い作品をありがとうございます!更新楽しみにしてます! (3月30日 8時) (レス) @page8 id: 1a8b783eaa (このIDを非表示/違反報告)
魚 - なんかもう物凄く好きです、! (3月18日 21時) (レス) @page6 id: eff965dfc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未月 | 作成日時:2024年3月14日 21時