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【サンプルボイス】
一人称:私(わたくし)
二人称:貴方、〇〇さん
三人称:貴方達、そこの
「ご機嫌よう!私、天宮希未と云いますわ!この世で一番可愛らしいお嬢様ですの!」
「執事!甘い甘い貯古齢糖(ちょこれいと)を持って来て頂戴!」
「寂しいなんて思ってませんわ!かっ、勘違いしないでくださる!?」
「どうしてマイナスを持っている者を雇い続けないといけませんの?これで皺寄せがこっちにきたら私達に不利益ですわ。」
【過去】
希未はお金持ちの家のお嬢様として生まれた。
母親は人工授精で希未を孕ったため父親は不明。
なんの不自由も無く育ってきたが友達というものだけが希未にはなかった。
母親は仕事、近づいてくる人はお金目当て、希未はずっと孤独だった。
誰かに利用されようとされてきた世界に生きて来た希未は幼いながらにストレスがあった。
そんなストレス塗れの生活をしていたことにより貼り付けの性格を演じることが普通になっていた。
そんなある日、希未が住んでいるお屋敷に美しい橙色の目を持つ少女が迷い込んだ。
少女を見つけた希未は「家に入ったことは見逃すから自分と友達になって欲しい」と交換条件を交わした。
その日から希未と少女は友達になり毎日隠れて会っては遊んだ。
希未がストレスにより自死しようとした時も少女が救った。
我儘な性格を素敵だと少女は云い続け、それにより希未は自身を演じることが少なくなっていった。
そんな日が続き希未と少女は共依存になっていった。
しかし少女は病弱だった。
この世にいられる時間は限られている。
そして、遂にその日は来た。
少女は最後の時をお屋敷を抜け出して病院に来ていた希未に看取られ息を引き取った。
ペンダントはその際、少女が希未にプレゼントしたもの。
死んだ少女を生き返らせようとして大きな実験場を作らせたが失敗した過去がある。
今でも少女を生き返らせようとする気持ちは消えていない。
そして生き返らせる方法を調べていたときに出会ったのがヴェルレエヌ。
大体ストブリの数ヵ月前に出会い色々話しかけたり、着いて行ったり、無理矢理付き合わせたりと交流を深めて行き同時に惹かれて行った。
ヴェルレエヌはポートマフィアのシェルター内で恋心に気づいた。
いきなりいなくなったヴェルレエヌを心配しており、生き返らせる方法と同時に彼の行方も探している。
尚、互いが年齢の差的に叶わない恋だと思っている。
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作者名:未月 | 作成日時:2024年1月4日 17時