【H×H】転生ダイヤモンド

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そんなこんなで二人とも書き終わり
神様に紙を提出した。

私が書いたのは
「一般人」
この一言だけだった。

一般人なら原作に関わらず生きていけるからね。
神様は私の紙を見ると驚いたような表情をした。

神「本当にこれでいいんですか？」

『はい。一般人だったら危険も少ないと思うので。』

神「えっと､分かりました。
　 じゃあ､そこの穴に入ってください。」

神様が指を刺したところには､ぽっかり空いた穴が。
地面が見えないほど高く
思わずゴクリと唾を飲み込んだ。

すると､ドンッと背中に鈍い衝撃が加わり
私達は穴へ落ちてしまった。

神「お二人さん､頑張ってくださ〜い！」

神「それと､Aさん！流石にあの設定は
　 僕が許せませんので､付け足しときますね〜！！」

意識がなくなりかけたとき､
神様がそう言った気がした。

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チュチュチュン チュチュン

目を開けると小鳥の囀りが聞こえた。
起き上がると木でできた知らない部屋。
そう言えば私は転生したんだった。

とりあえず､ここを調べようと立ち上がる。
不意になぜか壁にかけてある鏡に目を向けた。

その瞬間､私は叫ぶことになった。

真っ白な肌。
虹色に輝く透明な髪と宝石のような目。
長い睫毛と太眉が特徴の超美形。
…私が前世､大好きだった作品。
宝石の国のダイヤモンドの姿だったからだ。

けれど､この宝石のような目やキラキラ模様は
ダイヤモンドにはなかったもの。
おそらく神様が付け加えたのだろう。

カサリと天上から紙が落ちてきた。
手に取り､読んでみるとどうやら神様からの
手紙らしい。

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