第2話 ページ4
授業中も考えてることはただ一つ。
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好きな人に近づける方法。
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「それでは、この問題を〜Aさん!」
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恋「....と、ちょっと!先生!当てられてるよ!」
・
え、...全く分からない。ど、どうしよ、
「恋歌、問題分からない!どうしよ、!」
「Aさん!早くしてください。ていうか、貴方さっきから上の空よ?具合でも悪いのかしら?」
「先生。すみません、少し頭痛がして。」
嘘。...嘘付いちゃった。でも、問題答えなくて良いからねー!ラッキーって思うべき?
・
恋「大丈夫?A具合悪いなら言ってくれれば良かったのに...ごめんね気づかなくて..」
なんて、..なんて良い親友を持ったんだ!こっちは嘘をついているとも知らずに..…はぁ、何やってんだ。私___。
・
「ではAさん、保健室行ってきてくださいね?お大事にしてください。」
はぁ、ほんと何やってんだ。嘘の頭痛で保健室...仮病か、あはは....バカだな..。
自分で自分に呆れるよ。
・
「はい、すみません。」
恋「大丈夫?保健室行ってらっしゃい..」
・
「あら、どうしたの?」
・
「少し頭痛で、」
「あら、大丈夫かしら?熱計ってみましょうか。」
熱なんて、あるわけない。仮病だもの。
案の定熱なんて無くてベットで寝た。
・
少し時間がたった頃。
やっぱり、Aさん。早退したらどうかしら?顔色が悪いわよ。__。
・
そして私は早退した。
やっぱり、仮病をして嫌な気持ちになる半面、君を考えてしまう。
何してるかな?
忙しいよね?
・
___はぁ、
今日、何回ため息を吐いただろう。
君を思うと胸が苦しいよ....
恋...…か、
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作者名:恋音 x他1人 | 作成日時:2018年9月8日 14時