Beauty in Beast 3 (ページ13)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:22,280 hit

大丈夫だよページ13

JIMIN side

MG｢ほら、着いたぞ行ってこい！！｣

騒動後初のツアーに向けての全体練習

もちろん宿舎から全員で出勤

マネヒョンの車から順に降りてみんなでスタジオへ向かう

JK｢ジミニヒョン、｣

小声に振り向くと寝癖がちょっと残ってるジョングガ

……キヨウォ

JM｢ん？なにグガ｣

JK｢A大丈夫ですかね？ほら、あの…｣

まだ眠いのか少し舌足らずではあるが

言いたいことは何となくわかる

韓国人しかいない、男しかいないダンススタジオに

今(•)の状況の中、Aをぶっ込んでも大丈夫か、ということだろう

JM｢大丈夫だって、お前もヒョンたちがどれほどAのこと大切にしてるか知ってるだろ？｣

JK｢そう、ですけど…｣

JM｢それに何かあっても僕たちが守ればいいだけの話｣

JK｢…ジミニヒョンは強いですね｣

僕ちょっと怖気付いちゃって、と苦笑いのグガ

JM｢そんなことない、僕だって怖いよ。でも僕たちがそんな顔したり考えを持ったらAが悲しむでしょ？｣

JK｢…！そうですね！！｣

パァァと大きい瞳を更にキラキラさせる

うん、うちのマンネたちは本当に笑顔が似合うな

JM｢そうと決まれば行くよ、置いてかれちゃう｣

JK｢はい！！！！！｣

JN｢やー、ジョングガ〜朝から元気だな！！｣

『何話してたの〜？』

JK｢え、や、ちょっとね…｣

SG｢どうせ夜メシの事でも考えてたんだろ｣

怠そうにスタジオのドアノブに手をかけるシュガヒョン

JK｢ちょっと"どうせ"って何ですか！｣

RM｢ジョングガ入口で止まるな、詰まってる｣

((ガチャ

JK｢おはようございます〜！！｣

中へ入ると既に数十人のダンサーヒョンの姿

その視線が一気に入ってきた僕たちへ向く

JK｢え、｣

『……、』

いつもなら僕らと同じくらいの元気で挨拶を返してくれるのに

今は背筋が伸びるくらいの静寂に包まれている

こんなこと初めてでナムジュニヒョンでさえ目を見開いている

もしかしてジョングガの懸念が現実になってるの？

そんなこと信じたくない

いつも優しくて大好きなダンサーヒョンたちが

あんな報道に左右されるなんて

絶対にありえない

JK｢ヒョン、大丈夫ですよね…？｣

そうジョングガが僕の袖を掴むと同時に

一人のヒョンがこちらへ近づいてきた

JM｢ソヌヒョン、、｣

ジョングガ、ごめん

前言撤回しないといけないかもしれない