Beauty in Beast 3 (ページ12)

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Taehyung side

『んふ、ごめんなさい、堪えられなくて…ㅋㅋ』

肩を揺らしてお腹を抱えて笑うAに唖然する僕たち

え、壊れてないよね？

ストレスでおかしくなったわけじゃないよね？

JM｢え、っとA？｣

さっきまで明らかキレてますよって感じだった

ジミナでさえあっけらかんだ

RM｢A、これは真面目な問題で…｣

『うん、それはちゃんと分かってるよ。でもオッパたち心配しすぎ』

JN｢それは、｣

『別に今に始まったことじゃないでしょ？まぁ報道は初めてだけど。でも4年間何も言われずにいたことが奇跡だよね〜〜』

傷つくと思っていたAは全然そんな風には見えなくて

顔色も話し方も笑顔もいつもとぜんぜん変わらない

哀しみがなければ怒りの色さえ見えない

逆に胸が締め付けられる

Aにとっては誹謗中傷(こういうこと)は普通になってしまってるんだって

嫌でも察するしかない

ほかのヒョンたちもそうだろう

だって僕達は"今に始まったことじゃない(• • • • • • • • • • • •)"なんて知らなかった

"なんで私なの"って

"こんなの許せない"って

泣いて怒って感情を顕にする方がまだましに思える

僕たちはまた手遅れだったんだね

『警察には届け出ない』

HS｢っ、A｣

MG｢…いいのか？｣

『うん、これ以上ARMYに音楽以外の迷惑は掛けたくないの』

SG｢…お前がそう決めたなら、支持するよ。ARMYもきっと俺たちのこと信じてる｣

JM｢うん、そうだよね｣

『あ〜、だけど』

いつも周りへの配慮を最優先にして

いつも自分の犠牲は後回しにして

『オッパたちに1番迷惑かけちゃったよね…あはは』

『本当にごめんなさい』

そうやっていつも自分の所為って決めつけて

いつも一人で解決しようとするんだ

あの時だってそうだったじゃないか

分かってたのに

Aがそういう子だって

分かってたのに僕達は、僕は

TH｢、それは違うよA｣

RM｢テヒョンアの言う通りだ。Aには何の落ち度もない。頼むからそんな風に言わないで｣

JM｢A、心配しなくてもオッパたちが居るからね。なんにも心配することなんて無いよ｣

『ふふ、ありがとうオッパたち！』

そんな罪悪感さえもAの笑顔が救ってくれる

そうだ

俺が守りたいのはこの笑顔なんだ