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28本家大将 ページ28

コ「人間の女子(オナゴ)…ズラ?」


ケ「うん!」


コ「う〜ん…コマ次郎は知ってるズラか?」


コ(次)「オラも知らないズラ…。」


ケ「…そっか。ありがとう。」







未(妹)「っ!…どうだった?」


ケ「ううん、誰も心当たりが無いみたい…。」


ジ「オレッチも聞いてきたけど駄目だったニャン…。」


ウ「んん〜、困りましたでウィッス…。」


お姉ちゃん…。今、何処で何をしているの?一目だけでいいから会いたい。すると…


?「よぉ!ケータじゃねーか!」


ケ「?…あっ!大ガマ!」


未(妹)「大ガマ?」


首を傾げる私を余所にケータと大ガマと言う妖怪は親しく話していた。よく見ると…舌のような長い髪、炎のような真っ赤な瞳、眉元・目頭から目尻にかけて青色の化粧(?)をしており、黄色のモコモコに緑や黄緑色の衣装を纏っていた。


ケ「久しぶりだね♪」


ウ「本家の大将が、これまたどうして妖魔界に?」


大「ああ、何つーか、暇だったからブラブラしてたんだ。…んっ?」


うわっ、チャラ…。口には出さず心の中で呟く。まあ、人(※妖怪)のことは言えないけど…。


未(妹)「っ!?」


ケータの背後から様子を伺っていたら大ガマと目が合ってしまった。


大「見かけねぇレディだな。」


…レ、レディ!?


ケ「この子は僕の友達の未来ちゃん。未来ちゃん、こっちは本家の大将でありながら友達妖怪の大ガマだよ。」


未(妹)「…初めまして。」


大「ハハハ、そんなに固くなるなって。」


未(妹)「っ…。」


フレンドリーに話しかけてくれる彼は、見た目もカッコイイしタイプっちゃタイプなんだけど…。暫く無言状態になると何かを察したのか、急に目を逸らし右手の人差し指で頬を掻き始める。


大「…あっ、わりぃ。もしかして、デートの真っ最中だったか?」


「「えっ/ウィッス/ニャニャ!?」」


全員が目を見開く。変な誤解を与えてはいけないと思いあたふたしていたら…


ケ「ち、ちち、違うよ!!/////俺達はその、未来ちゃんのお姉ちゃんを探していただけなんだ!」汗


大「お姉ちゃん?」


頬を染めながら私に変わって必死に事情を説明してくれた。


ジ「大ガマは心当たり無いニャン?」


大「っ…ケータや未来以外の人間は見かけてねーな。」

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設定タグ:妖怪ウォッチ , 土蜘蛛 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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紅茶(プロフ) - 露芝 紅桜さん» 読んで下さりありがとうございます!物語はまだまだ続きますのでお楽しみに〜!土蜘蛛好きの方が沢山いて嬉しいです♪ (2019年4月21日 21時) (レス) id: 8b1c0f6ed2 (このIDを非表示/違反報告)
露芝 紅桜(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでいます!土蜘蛛さん素敵ですよね。これからも頑張ってください! (2019年4月21日 21時) (レス) id: 84fb339dd8 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - キラさん» 初めまして。小説を読んで下さっていたとは…!期待に応えられるよう頑張ります! (2019年2月28日 11時) (レス) id: 8b1c0f6ed2 (このIDを非表示/違反報告)
キラ - お初にお目に掛かります。キラです。今回初めて、この小説を読みました!土蜘蛛は大好きなので、とても嬉しいです!これからも、更新を頑張って下さい!応援しています! (2019年2月28日 11時) (レス) id: 56a87d2e69 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - 夢桜さん» お気に召してもらえて良かったです!これから先どんな展開になっていくのかお楽しみに☆ (2019年2月27日 6時) (レス) id: 8b1c0f6ed2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅茶 | 作成日時:2019年2月17日 20時

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