私と君らの物語(仮)【wt】 (ページ4)

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br「GPSだ……」

「やっぱりあっちゃうもんなのー？」

どこかになんかはあるだろうとの予想が当たってしまった…

なかむの着ていた服を貰いブルークに何か反応はあるか聞いたところ見事にGPSの反応が発見された

服は洗濯するやらの理由で頂きました

br「あ、これだ。服の裏にあった」

差し出してきたのはシールの様なほんと小さいもの

「え、これ？今の技術はすげーもんだな」

br「これぐらいなら僕でも造れるよ」

「へぇー…え？」

衝撃の告白

ブルークくんキミはいつからそんなものを造れるような技術を学んだんだい？

でもインカムを造ったのもブルークだし普通か？

私の周りには変な天才が２人もいて怖いです…

br「どうする？いつかこれ絶対ここに来るよ」

「壊して反応を消すことは？」

br「出来るけど多分もう場所はバレてる」

「ですよね、早く調べておけばよかった…」

彼は2日ぐらい意識が戻らず寝ていた。

そんなの本人の許可なしに勝手に脱がしたらダメでしょ

だから起きるのを待ってたんだけど……

「後悔だー！！」

br「これからあの子どうするの？」

「…なかむのことでしょ？」

br「そう、なかむ」

「とにかく、足が治るまでって感じ？」

kr「それと栄養失調もどうにかしないと」

「お、検査終わった？なかむは？」

kr「寝てるよ」

「そっか」

完全復活はまだまだ遠そうですね

あと栄養失調をどうにかするって…

br「栄養失調をどうにかしろってなんも食べ物なくない？」

そう、私たちの拠点の中にはしっかり栄養をつけれる食べ物なんてない。

私たちは料理とかせず缶詰め生活だし

「点滴とかで取れるんじゃないの？」

とか思ったけど

kr「いや、そんなの持ってないし」

あるわけがない。

一点の場所をじぃっと見つめ考える

どうすればいいのだろうか…

ふと視線を感じ少し下を向いていた顔を上げれば

「ん、あの？お二人そろってなぜ私の顔を見るの？」