最高の一時を､､､【短編集】

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コツ、コツ、コツと廊下に足音が響く
これは赤い人が廊下にいることを教える音らしい。

私とけいたは今教室の端の方で赤い人を通り過ぎるのを待っている

実際には足音なんてけいたに耳を塞がれていて聞こえない



北校舎に来た私たちは

Tつぐは１人で私とけいた２人でとまた別れた。

私とけいたは１つの身体を見つけ

専用の箱に入れに行こうと廊下を歩いてると

何かしらの音を聞き取ったのか

私の腕を引っ張り教室に隠れたのだ


「え？…けい…」

しぃー、と人差し指を口に当て

私の耳を塞いだ。

これは私が泣かないようにしてくれたことなんだろう

しばらくすると耳から手を離した

どうやら赤い人は通り過ぎたらしい。

「…ありがとう」

けいた「気にすんな」



ガラガラガラ


「え……？」

Tつぐ「あ、やっと見つけた」

けいた「どうあった？」

Tつぐ「１つ見つけた」

けいた「俺らも１つ見つけた」

Tつぐ「じゃいったん箱に入れにいくか…
A大丈夫か？泣いた？」

何そんなニヤニヤしてんの？

「けいたのおかげで泣いてないし！」

Tつぐ「ふーん、けいたのおかげ…ねー？」

今度は、けいたを見てニヤニヤしだす。

けいた「もう早く行くよ」

Tつぐ「あら、手なんか繋いじゃってw」

「Tつぐも繋ぐ？」

はい、と手を差し出すと

Tつぐ「じゃー繋ぐw」

けいた「……」

Tつぐ「怒んないでよーw」

けいた「怒ってない」

「………？」


────

箱に身体を入れ終わると同時に

叫び声が聞こえた


？「赤い人がいる！！走れ！」

え、うそ……

Tつぐ「この声けーしぃじゃん」

kc「はやく！走れ！！」

Tつぐ「A行くよ」

「うん」


私たち５人は音楽室に逃げ込んだ。


まっちゃん「俺ら２つ身体見つけた」

みんな全力で走って息切れだ。

けいた「俺らも２つ見つめてもう箱に入れた」

kc「Aお疲れ」

「けーしぃもね」

まっちゃん「泣かなかったのか？」

「うん」

Tつぐ「けいたのおかげでなんだってさぁw」

kc「やったなーけいたw」

まっちゃん「やるねー」

けいた「ほんとうるさい！」



───────


このあと無事に元の世界に戻れました。







最後適当ですね……すみません。
意味が伝わればいいんですけど

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