依存【sh】 ページ12
ある男女2人
どっちからともなく銀の糸が2人を繋いだ。
「……シャークん、もっとちょうだい?」
「ん、いいよ」
その瞬間ベッドに押し倒され
髪の毛を縛っていたゴムをシャークんが解き
綺麗な髪…と髪にキスを落としてきた。
そんな行動に顔を赤らめていると
「あぁほんと可愛い……ん、」
また始まる長い幸せの時間
「口もっと開けて?」
「はぁ……ん、」
目を瞑りそれを堪能する。
・
行為も終わってシャークんが立ち上がり
冷蔵庫から水を取り出し投げてきた。
「ほら、どうぞ」
「あっぶな…急に投げるな」
ごめーんと反省のしていない声で
私のいるベッドの上の隣に座ってきた。
「なに欲求不満?」
「うるさい…」
図星かよと笑い出すシャークん。
確かに図星だ。
誰に欲求不満かと言うと……
「きりやんもきりやんだよな」
また笑うシャークん
「もう、仕方がないんだよ」
はは、と苦笑い。
私とシャークんは恋人関係でもなんでもない
ただの幼なじみで友だち。
私の彼氏はきりやん。
つまり、浮気だ。
シャークんと…いけないところまで来てしまったのだ。
「しばらく抱いてもらってねーんだろ」
「デリカシーってものはないの?」
今度はため息をつき服を着る。
「また図星だな……」
「お見事です」
それを違う人で埋めるのはだめとはわかってる
でも________
「また来いよ」
「1ヶ月後ぐらいにね…イッ」
シャークんは首筋を舌なぞり
「俺のA」
耳元で囁いた。
私も仕返しとシャークんの首もとに近づき
「私のシャークん」
顔を見合わせ笑った。
________これは完璧なる依存だ。
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Lemon - よくこんなに書けるな。天才すぎ。私文才ないから、尊敬する。 (2020年9月19日 17時) (レス) id: 15013bdea3 (このIDを非表示/違反報告)
シャークん推しの一般人(プロフ) - きりやんさんのお話の解説思い出のマーニーみたいで素敵ですね(*^^*) (2018年12月1日 21時) (レス) id: 421de05b7c (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 解説ありがとうございます! (2018年12月1日 21時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - ねえ、きりやんとの関係性気になる〜! (2018年11月9日 22時) (レス) id: 5820e15656 (このIDを非表示/違反報告)
しゅり - あ、死因KCかっこいい萌え死 (2018年9月13日 20時) (レス) id: baa1e5a65f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:我が輩は猫である x他2人 | 作成日時:2018年7月22日 13時