ギョンス君は沼でした。 (ページ46)

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お…いや…うん… ページ46

仕事納めの今日は夕方から各フロアで簡単な納会がある

納会と言っても適当に買ってきたピザとかオードブルとかを並べただけのもの

仕事納めだし、ちょっとしたイベントなんだけど

テンションがあがる

XI「ジョンデとAちゃん会議終わったから買い出し行ってきていいよ！」

CE「はい、じゃぁ…」

XI「ん？」

『パパーお小遣いくださーい！』

XI「んはは。わかってるってば。」

CE「Aの愛嬌でも通じるんだな。」

『それ酷くない？』

SH「戻りましたー。」

CE「あ、ジョンミョンさーん！これから買い出し行くんですよ。」

SH「お、ありがと。」

『はい。アッパ。』

SH「え？アッパ？」

『アッパァ…これから納会のお使いに行くんですよー。お小遣いください。』

SH「んははは。そういうことか。はいはい。」

CE「おぉ…これで今年のうちのチームは豪華になるな。」

『ジョンデオッパはお小遣いくれないんですか？』

CE「は？オッパ？ヌナでしょ？Aヌナーお小遣いくださいよー。」

『甘えないでください。じゃぁ行ってきます。』

XI「気を付けろよー。」

ジョンデの運転で買い出し

年末の交通事情は最悪

ついでに買い出しに出かけたデパートも激混み

あぁ…疲れたよジョンデ君…

CE「寝るなよ。」

『寝ないよ。』

CE「絶対寝るなよ。」

『ねーなーいってば。』

CE「おい、何目つぶってんだよ。」

『悟りを開いてるの。』

CE「そんな事いってお前寝る気だろ！」

『んふふふ。』

ジョンデはあたしの肩をユサユサとゆする

『あぁー寝れないでしょ！』

CE「ほらやっぱり！寝るなって。残された身にもなれよ。」

『生憎そんな優しい気持ちは兼ね備えておりません。』

CE「勝手に寝ろ。そのまま置いていくからな。

凍死しても知らないからな。」

『ジョンデは優しくない。ギョンス君は寝ていいですよ。って言ってくれる。』

CE「でたよ愛しのギョンス君。」

『うるさいうるさい。』

CE「じゃぁ…いいよ寝て。」

『起きてるよ。ジョンデ君が寂しいって言うから。』

CE「嘘だよ。寝ろ。まだかかるから。」

信号待ち

運転席から伸びてきた手が

私の頭をクシャっと撫でた

『お…』

CE「んだよ…」

『いや…』

CE「寝るんだろ？」

『うん…』

正直目が覚めてしまった

今…撫でられましたよね

あたま

CE「は、早く寝ろ！」

『あ…うん。』

突然起こった事に戸惑いをかくせず

眠かったはずの私の目は完全に覚めてしまった