年下男の育て方2 (ページ36)

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ソウル在住会社員の悩みその2 ページ36

「ねぇ！浴衣着たい。」

『パンイチで言わないでください。』

「ねぇ浴衣着よう。」

『えー私着替えちゃったよ。』

「脱がすからいい。」

『面倒ー』

「あ、あった！俺サイズのXL！！」

『人の話聞いてないでしょ。』

「聞いてるよ！浴衣着たいの！どうやるの？」

チャニョルの前に立ち浴衣を着せる

帯を撒こうと背中に腕を回すと

『ちょっと。』

まったくメンバー同士やること一緒とか

私の背中に腕を回す彼

「なーにー」

『帯結べないでしょ。』

「そうだね。くっついてるし。」

『セリフまで一緒か。』

「何？」

『いや。』

「何が一緒なの？」

『なんでもないです。ほら早く離して。』

「んーAちゃんいいにおいするー」

『匂いは浴衣着てからでもかげるでしょ？』

「いいの？」

『ダメですけど。はい、手上げて。』

「はーい。」

帯を撒いたら完成

『やっぱり短かったね。』

「どう？かっこいい？」

『チャニョルは何でも似合うんだね。かっこいいよ。』

「ま、仕方ないよね。俺イケメンだから。さ、Aちゃんも。」

『あとで着るよー』

「ほらいいからばんざーい。」

あっという間に脱がされ浴衣が肩にかかる

「うわ…」

『え？なに？』

「あーダメだ。やっぱり脱いで。」

『なんなの一体。』

「これはダメ。絶対ダメ。なんでカイに見せたわけ？」

『見せたんじゃなくてばったり会ったの。』

「てかあいつ良く手出さなかったな。ほんと何もされなかった？」

『抱きつかれました。』

「え？初耳！」

『…すみません。』

「お仕置き決定！」

『いやいやいや、いきなりされたの！防ぎようがなかったの！』

「お仕置きと浴衣はあとにしよう。あとでのお楽しみに。あぁ…ダメだダメだ。」

『だから何よ。』

「いやらしすぎる。」

『は？』

「帯をしてない浴衣を羽織って生足が出ちゃったりしてる時点でアウト。」

『これからちゃんと着るってば。』

「着たら着たで脱がせたくなるからダメ。これは夜のお楽しみに…」

もう一度相談してもよろしいでしょうか

たかが浴衣で勝手に盛り上がってる盛りの付いた犬は

去勢手術しかないのでしょうか。教えてください。

ソウル在住会社員