口からポロっと ページ31
KI「痛いなもう。」
『中入ろうよ。体冷えるよ。』
KI「ねぇヌナ。」
『ん？』
KI「俺ね、まだヌナが好きだよ。」
『ちょっとこのタイミングで言う？』
KI「でも、俺が好きなヌナはチャニョリヒョンの隣にいるヌナだった。」
『…』
KI「気づいてた？ヌナヒョンと居るときすごい幸せそうな顔してるんだよ。」
『全然…。』
KI「俺にもそんな幸せそうな顔見せてほしかったよ。」
『…』
KI「まぁヌナが好きなのは変わりないけど、ヒョンには勝てないんだなって。」
『ごめんね。』
KI「あやまらないでよ。」
『あ…うん。』
KI「ま、しばらくは俺の隣開けておくから。いつでも俺の所来ていいよ。」
『お世話にならないように頑張ります。』
KI「さて、戻ろうか。」
『うん。』
KI「最後に。」
『ん？』
立ち上がったカイ君は私の腕を引き抱き寄せる
『わわっ』
KI「これはお仕事お疲れ様でした。の感謝のハグね。」
『はい。お疲れ様でした。』
KI「さぁ戻ろう。」
カイ君は私の手を引いて会場に入る
『あのこれは…』
KI「最後にヒョンにやきもちやかせるの。」
『へ？』
カイ君は部屋に入るとみんなに聞こえるような大きな声で叫んだ
KI「俺はヌナが好きでーす」
『は？？？』
私とつないだ手を高く上げて満足そうな顔
『いや、これはちがっ…』
みんなは私たちを見てクスクス笑っている
その中でわなわなとふるえている人が一人
「俺の彼女に何してくれてんだよ！」
BK「俺の？」
CE「彼女？」
「あ…」
『バカだ…』
「いや…その…俺の…あの…彼女風？俺の…彼女候補？」
XI「チャニョリ無理があるぞ。」
LU「みんな気づいてるよバカ。」
「へ？」
『え？』
BK「そりゃばれるって。」
CE「俺の彼女はーちょっと怖いけどー優しくてー」
BK「すっげー可愛いんだよ。
歌もうまくてーギターも弾けるしー」
SE「あ！料理もうまくてーとも言ってました。」
SH「まぁ見ててすぐわかったけどね。」
TA「バレバレだよちゃにょりー
タオでもわかったもんね。」
LY「やっぱり二人は付き合ってたんだねー」
師匠がこちらに向かって治癒治癒してる
何の治癒なんだ
それにマネージャーさんとかいますけど…
これは大丈夫なんだろうか…
それはそうと私はカイ君に手を握られたまま
KI「マネヒョンも知ってるよ。バカな彼氏を持つとヌナも大変だね。
だから俺にしておけばよかったのに。」
『そうかもしれませんね。』
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作者名：SHIN
| 作成日時：2014年9月10日 16時
