三人でお昼寝 ページ22
【BAEKHYUN Side】
「パパー！どこいくの？」
「ん？お庭だよ？」
「ににも！ににも！」
「じゃぁににも一緒に草むしりすっか！」
「ちゅるー！」
最近ににの成長が手に取るようにわかる
一人でトイレも行けるし
洋服も時間はかかるけど一人で着られるようになった
「パパおはな！」
「お、かわいいねぇ。」
「かわいいね。」
ヌナと暮らし始めた時は一人でやっていた草むしり
今は息子が生まれ
大きく成長した息子と並んで草むしり
やべ、幸せすぎだ
「ありしゃんいた！」
ににはアリの巣の前にしゃがんでアリさん観察
「ありしゃんおちごとちてるの。」
「みんな一生懸命だな。」
「ちりぎりちゅはねぇおちごとちないんだよ！」
「お、にに良く知ってるなぁ。」
「ににおにいさんだから。」
「ん、そうだな。お兄さんそこのバケツ取ってください。」
「はい、どーじょ。」
「ありがと。」
「あ！ママ！なにちてるの？」
ママが見えるとすっとんでいくにに
ふふふやっぱりマザコンだ
ママには俺は勝てないようだ
『ん？二人が頑張ってるかなーって思って見てたの。』
「ありしゃんいたよ？」
『ありさん見つけたの？』
「うん！いっぱいいた！おちごとちてた。」
『そっか。じゃぁににもパパのお手伝い頑張らないとね！』
「うん！」
『どう？はかどってる？』
「全然。ににと遊んでたから。」
「ににはおちごとちてるよ！」
「あぁごめんごめん。」
草むしりを終えリビングに戻るとににはママのお膝を占領中
ちぇっ膝枕してもらいながら昼寝しようと思ったのに
にには膝の上に座りママの胸に顔を預けてうとうと
あーうらやましいなぁ俺もそうやって寝たい
ににをベッドに連れて行くヌナ
ふふふ俺のターンくる
なんて楽しみにしてたのにヌナが帰ってこない
寝室を覗くと
「あ、寝てる。」
ヌナはににを寝かしつけながら一緒にお昼寝
そっとベッドに近づき二人の寝顔を見る
幸せそうに眠る二人に布団を掛け
俺は寝室を出た
リビングに一人
あまりあるシチュエーションじゃなくて
なんだか居心地が悪い
いつもの場所に寝ころびいつものクッションを枕に
テレビを見ていたけどやっぱり寂しくて
「おじゃましまーす。」
二人が眠るベッドに潜り込んで
寝顔にキスをして俺も一緒に昼寝をすることにした
『わ！もうこんな時間！夕飯作らなきゃ！』
3人が目を覚ました時にはもう7時
そんな休みもたまには悪くないよね
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作者名：SHIN
| 作成日時：2015年10月1日 16時
