ベッキョン家がない。－パパVSにに－ (ページ20)

今日:15 hit、昨日:28 hit、合計:871,693 hit

仲直りは？ページ20

『あーあ。ににぃより泣いちゃってるよ？』

「ににがクッキーくれないよー。ポッポもしてくれないよー！」

「あーあににどうすんだよ、もうXOレンジャーくれないってよ？」

「ジョンイナ、あのクッキーチャニョルにあげておいで？」

ににはクッキーを持ってチャニョルの所へ

「ヒョン。クッキーあべる？」

「くれるの？」

「ん。」

よりが口をあーんと開けると

ににはクッキーを食べさせてあげる

「ヒョンないちゃだめなんだよ？

ににおにいさんだからなかないんだよ。」

そう言ってチャニョルの頭を小さな手で撫でてあげていた

「にに優しいね。クッキーもありがとう。」

そう言った矢先チャニョルはににをがばっと捕まえて

ぎゅーぎゅー

「あははは、やだー！」

「嫌とはなんだ嫌とはー！」

「あなちてよー！」

「離さないっ！いじわるににはこうしてやるー！」

立ち上がりににを抱き上げてバタバタと走り回るチャニョル

「ヒョンもっともっとー！」

「何楽しんでるんだよ！これは罰なんだよー！」

「もっとたかくちてー！」

『和解したかな？』

「そうみたいだね。」

「チャニョルそろそろバテるぞ。」

そう言った途端電池切れのチャニョル

どさっと床に倒れ肩で息をしていた

「ヒョンもっとちてー！」

「ダメ、ヒョンもう疲れちゃった。」

「ヒョンーもっとーあちょぶのー！」

『にに、ちょっと休憩させてあげなさい。

ほら、あそこのお茶ヒョンに持ってきてあげて？復活するかもよ？』

「Aヌナ、相変わらず鬼だね。」

『相変わらずってどういう事よ。』

「いや、なんでも？」

「ひょんおちゃどーじょ。」

「ん…ありがと…はぁ…疲れた。」

ににはちゃにょるの膝の上

なーんだちゃんと元通りになったのね

「ひょんもっかいちよ？」

「もう一回？ヒョン疲れたよ…」

「ねぇひょんもっかい？ね？ひょんもっかい！」

『ににぽっぽは？』

ににはチャニョルの顔を覗き込んでちゅっとすると

ぐふふふってチャニョルが笑う声が聞こえる

単純だなうちの弟

「よーしにに！今度は手加減しないからなっ！」

「ひゃー！」

「元気だなあいつら。」

「子供なんてそんなもんだよ。」

「毎日あんな感じ？」

「まぁあそこまではしないけど、教室では似たような感じだよ。」

『チャニョルも幼稚園の先生の免許取ればいいのにね。』

散々騒いだ2人は汗だくで帰ってきた

あーあせっかく着替えたのに

またお着替えだねにに