ベッキョン家がない。－パパVSにに－ (ページ16)

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ギョンスーギョンスーページ16

ににが音楽教室に通い始めて1ヶ月が経った

テムちゃんも居るし、ににはいつも楽しそうだった

そんなある日

「あ！だれかちた！」

インターフォンを取るとカメラに映される

大きな目のあの人

「ぎょんちゅてんてー！」

『いらっしゃい、今開けるねぇ。』

「いっちょにごはんあべる？」

『うん、今日は先生もくるし、よりもくるよ？』

「たのりひょんくるの？」

嬉しそうにダンスをするにに

そして玄関のインターフォンが鳴る

『にに、玄関行って先生お出迎えして？

スリッパの場所わかるかな？』

「わかる！」

「にに随分嬉しそうだな。」

『先生好きなんだって。』

「ママー！てんてーちたー！」

「あ、お邪魔します。」

「いらっしゃい。」

「はじめまして、ドギョンスです。」

「あ、こちらこそ…ににがお世話になってます。」

『あはは、固いなぁ2人とも。』

「てんてーみて！えくちょれんじゃー！」

「おぉ！すごいねぇ。」

「たのりひょんがくれたの。」

「そっかににはカイが好きなんだよね？」

「ににはカイなんだよ！」

『ギョンス適当に座ってて。』

「あ、ヌナこれお土産…」

『もー気にしなくてよかったのに。』

「ジョンイナ、これママに渡して？」

「これなーに？」

「クッキーだよ。」

「ににクッキーあべる！」

『ここのクッキー美味しいんだよねぇ。ありがとう。

クッキーはおやつに頂こうね？』

「お、チャニョルもう着くってよ。」

「ににあっちでまってる！」

ににはＸＯレンジャーの剣を持って玄関にスタンバイ

今日はみんなが来てくれるのが嬉しくてハイテンション

「ジョンイナはほんとチャニョルが好きなんだな。」

『そうなの。同類だと思ってるんじゃない？

よりに会うの何年振り？』

「高校の時にちょくちょく会ってたんだけど…

あ、会った事ありますよね？」

「え？ありましたっけ？」

『ベクひどーい。』

「いや、たまたま会った時にチャニョルと一緒に居たのを

見たことがある程度で…」

「ギョンスー！ギョンスー！」

『きたきた。』

ににを片手で抱きチキンを持ったチャニョルの登場

「おぉ。ひさしぶり。」

「はい、ヌナチキン。」

『ありがとう。』

「ギョンスー！」

「うわっ！」

「あー！ににもー！」

ギョンスにぎゅーぎゅーと抱き着くチャニョル

負けじとギョンスに抱き着くチャニョルに

ににもぎゅーっと抱き着いていた

かわいいなぁもう