女子生徒が51 ページ5
あの後なんとかオーバーブロットを抑え込み、ヴィル先輩を正気に戻すことに成功した。
『あ"っ…私トレイ先輩達にガジール任せっきりにしてた…。あとで謝りに行こう』
ヴィル先輩を取り囲む皆から離れ監督生ちゃんに走り書きのメモを持たせた。
用心するに越したことはない。
あの後も父を探したが見つからず、私の取り越し苦労だったのだろうと言うことで納得した。
.
『ガジール…！』
「姉さん！」
「お前どこ行って…、なんか疲れてないか？」
「髪の毛も乱れているし、何かあったのかい？」
「急にどこか行っちゃうからびっくりしたよ」
『いやまぁ……すみません。ちょっと用事を思い出して』
ガジールに良い子にしてたか聞くとうんと言うので頭を撫でる。
やっぱり私にはああ言う戦闘は向かないなと改めて実感した。
「お〜い、お前どこにいたんだよ！！」
「そろそろ会場開くぞ」
『あれ、2人とも準備してたんじゃないの』
「そんなもんとっくに終わってるっつーの。…？誰その子」
『弟』
「あぁ例の」
『…よし、行こっか、ガジール』
「うん！」
先輩達にはやっぱり2人と行きますと断りを入れて会場の方へ足を運ぶ。
あの後綺麗さっぱり元に戻ったらしい会場。誰が後始末してくれたんだろう。
「おぉ〜、賑わってんなぁ」
「そりゃ総合文化祭だからな。賑わいもするだろ」
『うるせぇのなんの』
「お前本当口悪いな。うるさいのも仕方ねぇだろ、こんだけデカい行事なら」
『まだ始まってもないのにこれだけ騒げるのって一種の才能だと思うわ』
「辛辣で草じゃん」
「楽しいね、姉さん！」
『そうだね、楽しいねぇ』
「こわ。二重人格かなにかなの？？？？」
「女やべえ」
「女というよりコイツがやばいんだろ」
『は？？？？？？』
ガジールを膝に座らせ始まるのを待つ。
どうやらそろそろ始まるらしく、ちらほらと人が見え始めた。
『エースたち何もやらかさないだろうか』
「まぁあいつらもそこまでじゃないだろ」
「今日みたいな日にやらかすほどじゃねーだろうしな」
『……』
実はそんなこともないと言うことを言うわけにはいかず、だよねと適当に相槌を打つ。
今からそわそわしているガジールをひと撫でしてステージへ目を移した。
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グリムのグルーヴィー…(遺言)
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にや。(プロフ) - momoakiyamaさん» トレイ先輩はヤンデレだと良いなっていう作者の願望が前面に出てしまって……笑ありがとうございます〜！！！（ ; ; ）更新頑張ります…！！！ (2022年9月20日 13時) (
レス) id: e298fc91ac (このIDを非表示/違反報告)
momoakiyama(プロフ) - うわぁぁお。トレイ先輩の雲行きが怪しいっスねぇ…？ま、どんな推しでも俺は好きだがな！()はい、普通にこの作品好きっす…！更新待ってます！ (2022年9月8日 13時) (レス) id: e1debee22f (このIDを非表示/違反報告)
にや。(プロフ) - ゆっぴさん» ありがとうございます゛〜！！頑張って更新させます………………………！！！！！！！！！ (2022年8月30日 20時) (レス) @page12 id: e298fc91ac (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - この作品大好きでお気に入りにし続けてました！更新、超応援しています！ (2022年8月23日 0時) (レス) id: 8b4a537398 (このIDを非表示/違反報告)
にや。(プロフ) - おとんさん» わ゛〜ありがとうございます゛（ ; ; ）励みになります………！！！頑張って今週中に更新できるようにもりもり書いていきます……！！！！ (2022年8月22日 14時) (レス) id: e298fc91ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にや。 | 作成日時：2021年3月18日 2時
