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14.動揺はざわめきとなって ページ15
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葛藤が始まりそうだったその時、、
「もしもしー。え、なんで。今外だよ。
いつも行ってるじゃん。最近は外でしてるって。
うん。もうすぐ帰るよ、、大丈夫だって、
うんうん。じゃあ、また後で。」
．
笑いながら電話を片手に、レジの方に歩いてくるカンタさん。
そこで急に、以前にケーキを2つ買っていったことを思い出す。
なんだ。そういうこと？！
彼女いるんじゃん。
何かを期待した私。
何かを期待しそうだった私。
まだ大丈夫。
まだ戻れる。
何にも始まってないのだから戻るも何もないじゃない。
ちょっと今までに言われたことがないこと言われたから勘違いしそうになっただけ。
大丈夫。
．
「すいません。お会計お願いします。」
混乱した頭の中に声が入ってくる。
「あの、スコーンすごく美味しかったです。」
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作者名：michi | 作成日時：2019年1月8日 2時
