伝説を持つ少女 (ページ37)

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36楓士雄Said ページ37

俺は､絶てぇ(人1)を助けるって決めた

そう思ったら自然に体が動いた｡

そして鬼邪高に戻ると …息を切らして現れたドロッキーが

いつものソファーに腰掛けながら …

轟「バラ商は抜けたあいつらもう来ねぇ｡」

高城「轟｡

俺のせいで瀬ノ門の奴らに(人1)が捕まってる｡」

花岡「 …(( 黙」

沈黙の中､泰志の携帯がなった｡

泰志「もしもし｡誰お前？ … ｡

おっ？清史かァ??お前､大丈夫かァ??あ"ァ？

何､シダケンが？」

轟「おぉ､泰志ちょっと代われ｡」

こんだけ仲間やられてんのに … 何も出来ねぇって悔しい｡

そして電話を終えた轟が …

轟「まずは､(人1)1人を助けることだけ考えろ｡

バラ商が抜けただけで対して状況は変わらない｡」

何で､轟は冷静で居られるんだよ｡

花岡「 (人1)が望んでんのはそんなもんじゃねぇだろ｡」

轟「あ"ぁ?? 」

花岡「バラ商潰してくれてありがとうな｡

それだけで十分だわ｡」

と言いながらドロッキーに頭を下げた｡

轟「もう俺は必要ないって言うことか? 」

必要無いわけねぇだろ｡

お前は､最強だし …

俺より仲間の事を考えられる奴で

鬼邪高には居なくちゃいけねぇ存在だしな｡

花岡「違ぇーよ｡仲間の為ならいくらでも頭を

さげられるって言うことだよ｡」

俺はさっき､戸亜留市まで行き仁川の居場所

を突き止めて頭を下げてきた｡

俺ら鬼邪高はいつだってシンプルだろ

花岡「あぁ｡あっちが連合組んでるんだったら､

こっちも本当の連合ってもんを見せてやろうぜ｡」

どんなピンチでもこの拳だけで乗り越えて来れた｡

だから､今回もこの拳だけで絶てぇ(人1)を助ける｡

待ってろよ､ (人1) ｡