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始球式 ページ1
わたしには兄がいた。二人。
二人とも憲兵団にギリギリで入ったという。
私もなぜか兵士にならないといけない気がした。
そんな時
"104期訓練生"の募集広告の様なものをみた。
年齢的にいけるだろ。
そんな甘い考えが私の中で自信となり
家に帰ってはすぐに準備した。
ーーーーー
「何人が残るか誰がどの団に入るかは」
教官らしい人の話を聞いていた時だった。
あの人を見つけたのは。
「俺は憲兵団を目指すぜ」
名はジャン・キルシュタインと言うらしい。
…調査兵団に入るつもりだったけど、憲兵団目指そうかな。
そんな訓練生1日目でした。
私の周りにいたのは、アニさんとクリスタちゃんとライナーだった。
美人と可愛い人とかっこいい人やんけ、なんやねん。
続く
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作者名：KT太郎 | 作成日時：2017年11月12日 9時
