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病院をでると外は少し暗かった。
柳｢よお｣
『なんで、居るの？』
柳｢終わってから話してねぇし。飲み物ありがとな｣
『今日疲れたでしょ？帰って休んだら良かったのに』
柳｢お前だって人混みの中疲れただろ。風間コーチは大丈夫なのか？｣
『うん。戻ったあとの看護師さんたちがずっと入れ替えで入ってくるから長かった…』
すると突然頭に手がのった。
柳｢Aがいてくれたから優勝できた｣
『一星くんが頑張ったんだよ』
柳｢ありがとな｣
『うん』
柳｢あと付き合ってるのバレた｣
『えー！』
次の日
｢今日は最優秀賞と、優勝した柳一星くんの学校、美男学園に来ております。皆さん昨日はお疲れ様でした｣
｢｢お疲れ様でした｣｣
インタビューされてるのを見ていると
｢昨日、コンテストが終わってから凄く周りの女の子が騒いでたことがあったそうで｣
柳｢そうなんですか？｣
｢柳くん、彼女がいるみたいですね｣
柳｢そうですね｣
校舎に逃げようとしたら
｢柳くんの彼女さんですよね？｣
『えっ、あ、はい』
｢凄い美人な方ですね。柳くんこちらに来て頂けますか？見てください、美男美女カップルです。噂ではあの風間勇気の妹と言われますが、本当でしょうか？｣
『あ、はい』
｢だから美女なんですね｣
途中からずっと柳の隣で一緒にインタビューされた。
『つかれたー』
若林｢お疲れ様Aさん｣
机に寝そべる。
『なんで私まで聞かれるのよー』
一ノ瀬｢いやーでもあれは、ね？｣
神宮｢あぁ｣
宇治原｢流れっていうか｣
若林｢はいこれ｣
すると昨日のインタビューの動画。
｢これでインタビューは終わりです。ありがとうございました｣
柳｢ありがとうございました｣
｢かっこいい柳くん。付き合ってください｣
｢いや私と付き合ってください｣
次々と告白される。
柳｢俺、彼女いるんで｣
｢｢えーっ！｣｣
｢だれー？｣
柳｢俺らを真のイケメンにしてくれた、大事なマネージャー｣
それをみて立ち上がる。
『ちょっと一星！これどういうこと！』
柳｢だから昨日言ったろ、バレたって｣
『バレたとかじゃない。自分で言ってんじゃん』
柳｢いいだろ、それで周りに寄ってこないんだから｣
若林｢そうだよ｣
『ん？あれ？ちょっと待って。4人知ってたの？』
神宮｢実は、柳が遅いからみんなで見に行ってたら｣
宇治原｢ああなってたっていうか｣
『なんで誰も言ってくれないのよー！』
続く (更新停止中)
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作者名：ゆの | 作成日時：2022年6月11日 15時
